特集:令和6年能登半島地震
2024年の元日に石川県を大震災が襲った。この甚大な被害に対するあるべき支援や情報の伝達とは何か。刻一刻と動く被災地の現状を見るために必要な視点を提供する。
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日本大学危機管理学部・福田充教授インタビュー
2024/01/26 吉田哲能登半島地震で石川県と石川県警は能登半島方面につながる道路の一部で緊急車両以外の通行を規制した。「能登方面への不要不急の移動は控えて!」とも訴える。これはいかなる危機対応なのか?日本大学危機管理学部の福田充教授に聞いた。
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2024/01/17 野川隆輝
能登半島地震では、降雪や寒さにより被災地の復旧・復興や被災者の生活を厳しくする。実はこうした街中の積雪への対応は建設業者が担っている。
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2024/01/16 唐木英明
元日夕刻、能登半島で大規模な地震が発生し、2日夕刻には、羽田空港に着陸した日航機が海上保安庁機と衝突炎上した。これらの災害と事故の詳細は連日詳しく報道されているが、そこから報道姿勢に課題が見えてくる。
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2024/01/15 吉田浩
能登半島地震の被害で目を引くのが震源に近い地域における家屋倒壊の被害の大きさである。そこで今回は、家屋の倒壊に注目し、石川県内および全国の家屋の耐震の状況についてみてみることとする。
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2024/01/11 吉富望
能登半島地震で半島北部に通じる道路の多くが通行不能となったのに対し、海上自衛隊が大型ホバークラフトを使って半島北部の海浜に大型ブルドーザー、油圧ショベルなどの重機や車両を輸送した。海からの輸送が果たす新たな役割として注目される。
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2024/01/10 青山 佾
能登半島地震へは、各種防災機関はもちろん、全国の自治体や市民も支援活動に動いている。これからの支援において自治体や市民に何が求められているか。過去のたくさんの災害からの教訓をまとめておきたい。
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関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災……新メディアと大災害
2024/01/10 田部康喜甚大な被害を及ぼしている能登半島地震に対し、新しい通信技術が耐えて、情報を発信できたかという問題に直面している。被災状況を報道する取材体制も、経営環境の悪化によって取材拠点を縮小しつつあるという課題が見え隠れする。災害報道の今を見る。
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2024/01/09 冷泉彰彦
1月2日に発生した羽田空港における日本航空着陸機と離陸中の海上保安庁の航空機の衝突事故は、日本だけでなく世界にも衝撃を与えた。日本の報道では3点ほど大きな誤解がある。この機会に少し詳しく議論しておきたい。
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2024/01/08 中島恵
石川県の能登半島地震に、中国海南省のテレビラジオ局の男性アナウンサーが「日本への報いか」などとSNSの動画で発言し、物議をかもした。日本でも大きく報道されたが、中国人の本当の反応はどうだったのだろうか。
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2024/02/15 吉田浩
能登半島地震では、依然として避難生活を余儀なくされている。ここで問題となっているのが細かなケアが必要となる高齢者である。被害の大きかった地域は高齢者のみの世帯が多い。今回は高齢者世帯の社会的な生活面から災害のリスクについて見てみたい。
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