お金をかけずに怪しい食品を探ってみる
検査まで受けたくないけれど、理由がはっきりせずに湿疹やニキビ、鼻水、下痢、便秘、疲労感、不眠などに悩まされているという人は、1週間に3回以上、または3食以上食べる食品をリストアップし、それを1品目ずつ2週間除去して、体調を観察してみるといいと上符先生はいう。
体調がよくなれば、除去した食品が原因だったということになる。
これならお金をかけずに調べることができる。
よく、食事のバランスをとるようにといわれるが、つまりは偏った食事は体によくないということだ。飽きもせずライ麦パンを食べ続けていた3年間を思いだすと、ただただ体によさそうとの思いこみを反省するばかりだ。上符先生もいっている。「さまざまな食材を使って、できれば原材料のわかる食材にして、自分で調理して、よく噛んで食べてください」。
半年間除去食を続けたら、本当に湿疹はなくなっているだろうか。「いまだ道険し」であり、期待感としては50%程度といったところ。それでも、あと3カ月、がんばってみよう。
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