「脱トランプ党」
ロイター通信とグローバル世論会社イプソスの共同世論調査(20年12月11~14日実施)では、有権者登録した共和党支持者におけるトランプ支持率は83%でした。11月3日の投開票日直前に行われた同調査結果と比較すると、4ポイント下がりました。
一方、共和党支持者におけるトランプ不支持率は15%でした。こちらは投開票日前と比べると、3ポイントですが上昇しています。
来年1月20日、トランプ大統領は大統領特権を失い民間人になります。次の4年間で様々な疑惑を抱えたトランプ氏が、仮に起訴されることになると、共和党は24年の大統領選で同氏以外の候補を選ぶでしょう。このとき、初めてトランプ氏の同党における支持率は急落し、影響力もかなり低下するかもしれません。共和党は新しいページをめくり、「脱トランプ党」への第1歩を踏むことになります。
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