2022年7月6日(水)

WEDGE SPECIAL OPINION

2022年3月30日

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唐木英明 (からき・ひであき)

東京大学名誉教授

1964年東京大学農学部獣医学科卒。農学博士、獣医師。東京大学農学部教授、日本学術会議副会長、倉敷芸術科学大学学長などを経て現職。著書に『不安の構造 リスクを管理する方法』(エネルギーフォーラム新書)。

見えている感染拡大の「4カ月周期」

 周期の原因は、自粛が緩むと感染が拡大し、対策の強化で収束すると言われている。しかし世界全体でも日本と全く同じ約4カ月周期で6回の流行が起こり、波の形から両者はよく似た経過を辿っていることがわかる(下グラフ)。日本と世界が同じ時期に自粛が緩み、同じ時期に対策を強化したことなどはあり得ず、感染の周期性はウイルスの性質と考えざるを得ない。

日本も世界も同じ周期で
感染の拡大と縮小を繰り返している

(出所)各種資料を基にウェッジ作成
(注1)日本の感染者・死者数はNHKの公表データ参照(2022年2月28日時点)
(注2)世界の感染者・死者数は世界保健機関(WHO)の公表データ参照(2022年2月28日時点)
(注3)棒線上部の数字は第1波から第6波を示す 写真を拡大

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