「自宅近くの乗降スポットまで、スマホなどで車両を呼び出し、病院やスーパーなどの目的地付近の乗降スポットまで送迎してくれる。町の中にはいくつもの乗降スポットを設定でき、コミュニティバスなどよりも利用ニーズに細かく対応することができる。そのうえ、車両は自動運転のため、ドライバー不足という喫緊の課題にも対処することができる。
モピは、システムを自治体などに提供したうえで、運営は地域の交通事業者などに委託するビジネスモデルを想定している。すでに全国の自治体の多くにコミュニティバスがあるが、運行していない、あるいはできない地域もあり、市場は大きい。地域の交通事業者が持つ予約システムとのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)連携も検討している」
深圳で出会った
新しいパートナー
では、自動運転を実現する技術はどのようなものなのか。
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Wedge 2022年6月号より
現状維持は最大の経営リスク 常識という殻を破ろう
日本企業の様子がおかしい。バブル崩壊以降、失敗しないことが“経営の最優先課題”になりつつあるかのようだ。しかし、そうこうしているうちに、かつては、追いつけ追い越せまで迫った米国の姿は遠のき、アジアをはじめとした新興国にも追い抜かれようとしている。今こそ、現状維持は最大の経営リスクと肝に銘じてチャレンジし、常識という殻を破る時だ。