2022年10月7日(金)

「子縁」でつながる秋津地域のお父さん 

2013年6月7日

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岸 裕司 (きし・ゆうじ)

秋津コミュニティ顧問

1952年東京生まれ。広告・デザイン会社の(株)パンゲア代表取締役、習志野市立秋津小学校PTA会長時に秋津コミュニティ創設、会長を経て現在顧問兼秋津小学校コミュニティルーム運営委員会顧問。文部科学省委嘱コミュニティ・スクール推進員、学校と地域の融合教育研究会副会長、埼玉大学・日本大学非常勤講師、ほか。著書に『「地域暮らし」宣言』『学校を基地にお父さんのまちづくり』(ともに太郎次郎社エディタス)、『学校開放でまち育て』(学芸出版社)など。

 このように、性格が異なる4団体がそろいぶみして招かれたのは初めてでした。

 私は秋津での活動で培養してきた「秋津菌」や、学校と地域双方にメリットのある事業を生み出す「融合菌」が、「立場の違いを超えてここまでまんえんしているのか!」と、ある種の感動をおぼえました。

 その講演会の呼びかけチラシに主催者が書きました。手前味噌になりますが、紹介させていただきます。

決して無理をしない。けれど、実現している。誰にも強制しない。けれど、人は集まり続けている。他の人や団体に求めてはいない。けれど、混じり合っている。それが、千葉県習志野市の秋津コミュニティ。
けれど、岸さんは言う。本当のところは、『決して無理をしない。だからこそ、実現している。誰にも強制しない。だからこそ、人は集まり続ける。他に求めない。だからこそ、融合できる』のだと……。
そして、秋津小学校は何年間も不登校児童が0人。
『地域の一員として、考えてみよう。地域の一員として取り組んでみよう』
それが、岸さんの提案。
秋津では実現している。なぜ、どのようにして実現してきたのか、私たちは何ができるのか。
新しい視点で『開かれた学校』をとらえ直してみる一つの機会となるだろう。

「秋津菌」「融合菌」とは?

 さて、「秋津菌」や「融合菌」とはいったいどんな菌なのでしょうか?

 私は秋津小学校にお父さんたちが出入りし、学校を地域を創造的に変えてきた実践記録『学校を基地にお父さんのまちづくり-元気コミュニティ!秋津』の本を1999年に出版しました。

 その出版記念パーティに列席してくれた仲間たちに、大いなる愛を込めて制作した『私家版・秋津キーワード100事辞典』(1999年4月3日初版・200部限定発行)を配布しました。

 そこから「キーワード」の一部を抜き出し、その意味を紹介します。

【3】秋津菌
秋津のまちが誕生以来つちかってきた「楽しい!」を活動のエネルギーとした「秋津らしさ」を病原とする風土菌の一種。感染すると治りにくく、症状が進むとあちらこちらに撒き散らさずにはおかない独特の症状をていする。
秋津地域を発生源とすることまではわかっているが、現在多くの学者が研究中の新しい創造菌であるらしい。

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