「今年も純益で30万円稼いだよ! だから今年の運営費もバッチリさ!」と、子どものサッカークラブのおじさんは、ベテランぶりを自慢します。
てなことで、「売る人買う人秋津の人」といった「地域循環型」の秋津祭りはもう30年も続いています。
自主参加の秋津っ子一芸大会
で、校庭に特設したステージで子どもたちが披露するのが秋津っ子一芸大会。
ネタがバレバレの手品を演じる秋津っ子一芸大会の男の子たち
ネタがバレバレの手品を真剣に演じる男の子3人には、「だいじょうぶだよ! わかんないよ!」と大人たちの優しいかけ声が会場から飛びます。
ものすご~く高い竹馬をあやつる女の子たちの「竹馬名人」にも拍手喝采。
6年生のクラス総出での「修学旅行」と題する愉快な創作劇も元気いっぱいに披露されました。
きっとこの子たちは仲間と練習する楽しさを満喫したでしょう。時にはもめごともあったかも知れません。
また、ほめられて自尊感情を高めたり、発表の場を設けた先生や大人への感謝と信頼の気持ちも養われたことと思います。
そして、大人が「秋津っ子って、元気で楽しい子たちばかりだね!」と喜びとともに地域に子どもがいることの大切さを再認識し、元気印のエネルギーをもらえたことと感じます。
で、ある年の圧巻は、子どもたちの金管クラブの生演奏つきでの先生らによる「水戸黄門」の寸劇。
子どもがテレビの黄門様のテーマ曲を演奏するのはヘンな感じでしたが、校長さんが熱演する水戸黄門、助さん角さん役の教頭さんと教務主任の「主役トリオ」は、ピッタリの扮装でのはまり役で会場を大いに沸かせました。