昼過ぎにパパ友のS家族、鎌倉のO家族と鎌倉で合流した後、江ノ電・和田塚駅近くのマクロビレストラン Café Life Forceへ向いました。鎌倉は、ナチュラル系子育ての先進地域だけあって、マクロビやオーガニック系の飲食店が数多くあります。そして、このcafé のオーナーも子育て世代なので、子ども連れにも慣れていて、寛容です(子どもOKな店にも、いちおうOKと完全OKがあり、ちょっと騒いだ時の空気感が随分違います)。
左手ロックのランチとパパとママの話題の違い
オーガニック餃子定食とグラスビール、それにピザを注文して、大人4人、子ども4人でランチです。娘(以降、リトルM)を片手に抱いて、自分ひとりでリトルMと食事を取るのは大変です。例えば、ピザを食べて、手が汚れたので、ウェットタオルを袋からだそうとしたら、片手では開けられないので、パパ友Sの奥様にお願いすることになりました。「左手がロックされているときの大変さを知っているか、知らないかは大きいよね」と言いながら、奥様はウェットタオルをくれました。
いつも妻(以降、M女氏)がいるときは、自分が先に食べきってしまってから、その後、リトルMを預かることにしていたので、左手が常にロックされていると、普段、何げなくやっていることがこんなにも大変なのだと、今回、初めて知りました(M女氏の苦労が分かりました)。
ランチ中、パパ友Sの奥様は、先輩ママのO女氏に、保育園に慣れさせるまでの話や、卒乳、男の子のママ病(ママから離れられない時期のこと)とママ離れの時期など色々な話をしていました。私とパパ友Sとは、ちょっと大きくなったら一緒にキャンプに行こうとか、他のパパ友と遊ぶ計画など社会性についてメインに話をしますが、女性は身体的・精神的に近いところで子育てを感じて、話をしているように思いました。やっぱり男が立ち入れない子育てママの世界があるように思いました。
リトルM 海を見る
コーヒーを飲み終え、リトルMの哺乳瓶にお湯を補給してもらった後、由比ヶ浜へ向かいました。江ノ電の線路をまたぎ、国道134号線沿いに出ると、夕日に染まった空と波が目前に広がっていました。夏の海とは違う涼やかで澄んだ海の景色です。途中寝ていたリトルMも初めての海を前に、目を見開いています。コンビニで買ったビールやジュースで乾杯をしました。私はリトルMと二人だけでここまで来れたことに、ちょっとした冒険をやり遂げたような達成感を感じました。長時間電車に乗り、途中おむつを替え、ミルクをあげ、一緒に食事をして、はるばる(といっても小一時間ちょっとですが)海まで来たわけですから。