小腹がすいたら
「個包装のお菓子」で食べ過ぎ防止
高校時代、近所においしいケーキ店ができた。おやつに食べていたら、これまた急激に太った。管理栄養士の平川さんにおやつについてたずねたところ、アドバイスは「ご褒美」。だから外食でのドルチェやデザートを楽しむ。
また、小腹がすいたときに血糖値を下げ過ぎないために少し食べる、とのこと。エコにはならないのだが、個包装のお菓子を購入し、数を決めて食べることにしている。
脂質の取り過ぎ対策にも
「同じものを食べ続けない」
ダイエットでは、特に外食での食事の選択において脂質への注意が促されている。筆者たちが提案している食事は、栄養ではなく食品を見ており、また単に新・3色食品群として考えるだけでなく、その量を決めているところがポイントである。
外食・中食は、野菜以外の食品群の量が多いということには触れてきた。それらの食品群について基準量を超えて食していたら、脂質が多くなって当然であろう。基準量を取ることで脂質もコントロールできると考えている。また毎日同じものを食べないことも重要である。
「同じでない」のは食材だけでなく、揚げる、焼く、煮るといった調理法も、である。それもまた、脂質の過剰な摂取を防ぐことにつながると考える。
2019年国民健康・栄養調査(厚生労働省)によれば、外食および中食の利用頻度が「毎日1回」「毎日2回以上」とした者は、40歳代男性で外食が8.1%、中食が9.1%。「毎日1回」「毎日2回以上」の利用者であれば、特に、新・3色食品群とその量、そして同じものを食べないことに留意してほしい。