韓国映画やドラマでも、軍隊生活のリアルが描かれることがある。ドラマ『太陽の末裔』では、休暇取得の難しさや長期任務に赴く場面が描かれ、家族や恋人との別れの切なさが表現された。また、映画『国際市場で逢いましょう』では、韓国現代史の中で家族を支えるために働く人々の姿が描かれ、戦争や徴兵を経験した世代の苦労が描写されている。
兵営生活では、年末年始の華やかさよりも旧正月の温かさが心の支えとなる。家族との再会を夢見ながら任務を遂行する将兵たちの姿は、韓国社会が大切にする家族の絆を象徴している。
「国防日報」新年特集の内容は?
2026年初めての紙面、1月2日号は7ページにわたる新年特集を掲載した。安圭伯国防部長官の指揮所信第2号(新年辞)に始まり、国家報勲部長官、合同参謀議長、陸海空軍参謀総長、海兵隊司令官の新年辞が続き、その後に新年特集が掲載された。内容は陸海空軍と海兵隊を叙情的に賛美したもので、筆者の関心が掻き立てられるものではなかった。
だが、真の新年特集は1面と2面に掲載された海兵隊に関する記事にある。それぞれの見出しは「海兵隊の作戦統制権、50年ぶりに陸軍から返還される」と「海兵隊将校の大将昇進、海兵隊作戦司令部創設を検討」だ。
二つの記事を要約すると次のようになる。
国防部が「準4軍体制」への改編を発表した。海兵隊第1・第2師団の作戦統制権を陸軍から海兵隊へ段階的に返還(2026年末と2028年内)し、海兵隊司令官に各軍参謀総長に準ずる権限を付与する。
さらに海兵隊将校の大将昇進や作戦司令部創設を検討し、火力・防護など10分野で戦力増強を推進。国軍組織法に明文化し、海兵隊の独立性と国家戦略機動部隊としての役割を強化する方針だ。
海兵隊が独立軍種化することは昨年末に伝えたとおりで、その象徴とも言うべき、海兵隊初の戦闘艦艇が12月1日に進水した。4軍の中で最もオリジナルな文化を持つ海兵隊の軍種化が韓国軍にどのような影響を与えるのか、興味をそそられる。
