どうやって来たのか?
繁茂する雑草には、実に外来種が多いことに気づいた。中国大陸に北米、南米、地中海沿岸、中東・中央アジア、中にはアフリカ……原産地まで多彩だった。そして日本の在来種が少ないことに愕然とした。
たとえばヒメオドリコソウは明治にヨーロッパから入ってきた植物だが、日本にはもう少し大型のオドリコソウがある。しかし、そちらは見つからない。
またムスカリは地中海沿岸地方が原産とされるが、品種改良が進み今では園芸植物として多く出回る。花壇に植える人も多いだろう。しかし、筆者が購入して植えたことはない。シンテッポウユリも交配で生み出された園芸品種だが、今やどこでも生える。
在来のヌスビトハギだと思っていたものも、調べると北米原産のアレチヌスビトハギだった。微妙に葉の形などが違う。
これら外来の草花は、どうやって我が家の庭に侵入したのか。
単に風に乗って種子が飛んできただけではないだろう。そもそも、山野には生えない草花も多い。鳥や昆虫が運んだ可能性もあるが……一つ考えられるのは、筆者が園芸店などで野菜や花の苗、あるいはプランター用の土を購入した際に、その中に外来植物の種子が混ざっていた可能性だ。
いわゆる埋土種子が、土とともにもたらされたのか。筆者が植えた園芸品種の花は、すでに枯れて再び生えることもないのに、紛れ込んでいた種子の草花が毎年繁茂している?
