急に気温が上がり春めくと、草木も勢いよく枝葉を伸ばし花も咲く。我が家の小さな庭でも、急にさまざまな草花が伸び始めて花も咲かせる。そんな彩りのある庭を目にするのは、やはり心が穏やかになる。
ただ、それらの草花の名前がほとんどわからない。筆者の植えたものは極少数で、たいてい勝手に生えてきたものばかりだからだ。我が家は比較的山に近く、周辺に緑地も多いから、そこから種子が飛んできたのだろうか……そう思っていた。ならば、草の名前をつきとめてやろう、と決心した。
そこで利用したのは、Googleレンズ。スマホをかざして、葉っぱや花を撮影すると、たちどころにAIを駆使してその名を表示してくれる。ちょっと怪しい場合もあるが、その場合はとりあえず表示された草花を改めて検索し、その説明や別の写真と比べる。
草花図鑑を引っ張りだして参照にし、科や属の同じ別の種も調べる。すると、たいていの草花の名は特定できるようになった。
紫の花が目立つニオイスミレ。細い葉に白い花がすらりと伸びるハナニラ。暗紅色の花を咲かせて群生するヒメオドリコソウと少し明るい色のホトケノザ。青いブドウの房のような花咲かせるムスカリ。さらにヒメジョオンにハルジオン、キキョウソウ、ウスベニチチコグサ、スペアミント、シンテッポウユリ、アレチヌスビトハギ……。
なかなか多彩な植物が繁っているではないか。問題は、これらの草花の多くが、外来種であることだ。
