まちに関わる方法は多種多様
縮充の「充」をつくる
地区に関わる方法は様々だ。宿泊だけではなく、空き家を活用して場所を選ばずに働く「ノマドワーカー」として滞在している人もいるという。
現在は誰でも参加できるランタンイベントなどを行うなど、町内外に向けた新しい取り組みも行う。25年からは「道の駅ひらふく」の指定管理者にもなり、宿泊施設だけではない、地区を挙げた活性化に取り組む。
佐用町観光協会の北村広樹さんは、佐用町と人との関わり方についてこのように語った。
「佐用町の魅力を知ってほしいと考え、取り組みを行っていますが、だからと言って必ずしも定住を求めているわけではないのです。地区を通る際に宿泊したり、イベントに参加したりと、地区に関わる人をさらに増やしていくことから、町を盛り上げていきたい。100年後にも人が通り続ける宿場町になってほしいという町の未来への想いです」
町に住む、仕事をする、観光で訪れる。それ以外の、「通りかかる」人も含めて町をつくっていきたい。
佐用町の来る人を拒まずに「みんなで」町をつくる考え方は、住民だけではなく、結果的に、多くの人が訪れやすく、声を上げやすい「充実した」環境につながっていくのではないだろうか。
