「国境の南」は、今が旬だ
台湾の多様性をリアルに体感したいなら、台北を出て屏東へ向かうべきだ。日台の歴史が交差する場所、個性豊かな日本人移住者が根を張る場所、そして先住民から客家まで多彩な文化が今も息づく場所。屏東は、旅行ガイドには載りきらない「本物の台湾」を見せてくれる。
新幹線延伸計画も進む今、「遠い場所」というイメージを持ち続けているとしたら、それはもったいない。日本人がまだ知らない屏東の全貌は、『旅する台湾・屏東』(一青妙・山脇りこ・大洞敦史 著)に詳しい。歴史、食、文化、三つの視点から屏東を深く掘り下げたこの一冊は、次の旅先を屏東に変えるかもしれない。

