2026年9月18日(金)

新しい〝付加価値〟最前線

2026年9月18日

都市空間のゴミ処理は再考すべき大きな課題

 昔、生ゴミは、土に埋められていた。そして、ミミズを筆頭に、色んな生物が処理してくれた。だが、今の都会は違う。ほぼアスファルト。特に冬、空っ風の強い東京は、そうでないと土埃まみれになる。当然、人と土との接点はほとんどない。江東区などでは生ゴミを堆肥にする道具をグループに対し貸し出す制度などがあるが、軌道に乗せるのも維持するのも大変だ。また堆肥は匂いもあるので、是としない人もいるだろう。

 ちなみに、清掃工場は焼却炉の熱を無駄にしないように発電機を持つ。これだけで、生ゴミ処理機の電力を賄えればいいのだが……。

 比較的整備されていると言われる日本のインフラであるが、実はギリギリで運営されているのが実情だ。今日明日に解答出さなくてもよい問題だが、10年くらいで、次なるビジョンを定め対応しなければならない。そうかといって、家庭用生ごみ処理機で完全解答になるとは思えない。大きな課題だ。

Facebookでフォロー Xでフォロー メルマガに登録
▲「Wedge ONLINE」の新着記事などをお届けしています。

新着記事

»もっと見る