主体的に生きる人にのみ訪れる素晴らしい人生
但し、「個性豊かな味付け」を施せるのは自分自身以外に誰も居ないことも忘れてはなりません。主体的に自分らしく生きようとする人達にのみ、個性を活かした素晴らしい人生を過ごすチャンスが訪れる、とも言えます。はじめ塾の理念の下、子供達が主体的に得る”学び”や”気付き”が多様である、という状態が目指すゴールだと思います。
私が子供達と接する時には、教えることにより彼等を育てるのではなく、互いに学び合い気付き合うことにより共に育つ、という気持ちを持って子供達と接するよう努めています。私は、心の中で「教育」を「共育」と書き換えます。これにより子供達からの学びと気付きに対する私の感度が高くなり、私からの学びと気付きに対する子供達のモチベーションが強くなる可能性が高くなると感じます。
三つの効果すなわち「”何故の繰り返し”と”質問”」、「人との出会い」および「共育」を実感できる機会を持った子供達が”親を越える”と言う恩返しに向かって成長していく様子を頼もしく見守っています。
あとがき
吉田さんによるはじめ塾訪問および私による咸宜園訪問を踏まえたレポートは「現場に出掛ける」および「人と出会う」ことがとても有効であることを示唆していると思います。
変えてはならない軸を心に刻み、変わり続ける社会や人達に柔軟に対応するための工夫の積重ねが、はじめ塾のさらなる発展と改善に繋がるはずと考えます。
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