定年バックパッカー海外放浪記

2017年6月4日

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サンディエゴ郊外の浜辺のママ友たちは超親日派&トランプ嫌い

 5月10日(火)。Oceansideはサンディエゴ郊外に位置する風光明媚な海岸沿いにホテルや別荘が並ぶリゾートビーチである。多くのサーファーが朝から波乗りを楽しんでいる。桟橋の先端には洒落たレストランがあり桟橋から釣りを楽しむ人々が釣り糸を垂らしている。

海軍士官のママ友の若奥様達

 私は1960年代のカリフォルニアを舞台にした伝説の大波に挑む3人のサーファーの物語、映画“ビッグウェンズデー”(Big Wednesday)を思い出した。数人のサーファーに声を掛けると地元の若者が多い。インディアンのような精悍な風貌のサーファーは意外にも横浜から来た日本人であった。20日間の休暇を取って、AirB&Bで浜辺の格安の部屋を借り毎日サーフィン三昧。このOceansideはサーファー仲間では有名な聖地の一つとのこと。

 芝生が広がる公園では10人くらいのママ友たちがおしゃべりしていた。サンディエゴでは子供や赤ん坊を連れた家族が多い。どうしてサンディエゴでは子供が多いのかママ友たちに聞いてみた。

サンディエゴのビーチのレモネードの屋台

 ママ友たちは旦那さんが海軍将校であり海軍のクラブが運営しているエクサイズ(workout circle)仲間なのだという。サンディエゴは米国海軍最大の軍港であり若い軍人さんの家族が多いから出生率が高いのであろうと納得した。

 彼女達は私が日本人と分かると口々に日本を称賛する。彼女らにとり日本は憧れの転勤先であるようだ。特にヨコスカは東京や富士山にも近く人気のようだ。彼女らは先輩の奥様方から素晴らしい日本での体験談を聞いているらしく“ジャパンでの優雅な暮らし”を夢見ていた。聞くとやっぱり在外基地勤務ではハワイ、日本、地中海が人気ベスト3であった。

 ちなみに大統領選挙について意見を聞くとトランプ氏支持者は10人中ゼロ。彼女らの口ぶりから判断するとトランプ氏を泡沫候補とみておりどうして人気があるのか理解できないという。おそらく海軍将校は公務員として身分保障されており安定した名誉ある職業なので製造業が衰退した中西部のRust Beltの白人労働者とは異なる価値観なのであろう。

⇒第12回に続く

  
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