安保激変
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2017/08/04 小谷哲男
再三にわたる国際社会からの警告と制裁にもかかわらず、北朝鮮は失敗を恐れることなくミサイル開発を続けている。対米核攻撃能力の保有は間近とみるべきだ。
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2017/06/30 小谷哲男
6月17日に起きた米海軍のイージス駆逐艦とフィリピン船籍のコンテナ船の衝突事故。事故原因解明の最大のポイントは、「どちらに回避義務があったか」である。
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2017/04/14 小谷哲男
トランプ政権は、本当に北朝鮮に軍事力を行使するのだろうか。まず、トランプ大統領が北朝鮮問題を安全保障上の最優先課題の1つと考えていることは間違いない。
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2017/04/13 小谷哲男
会談の成果に関して、米中双方は表向き友好関係を強調したが、実際には北朝鮮をめぐる両国の立場の違いが一層浮き彫りになった。
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「屈辱の象徴」から「和解の象徴」へ
2016/12/26 小谷哲男オバマ大統領が広島を訪問したからといって、安倍首相が真珠湾を訪問することは自然な流れではなかった。しかし、日米の和解は真珠湾でもすでに進んでいた。
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日本国際問題研究所 小谷哲男主任研究員 インタビュー
2016/11/12 木村麻衣子トランプ氏は日米同盟を経済的な観点からしか見ておらず、「アメリカがこれだけ投資をしているのに見返りがない」と考えています。しかし、同盟は投資ではなく「保険」です。
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積もり積もったクリントンへの「うんざり感」
2016/11/11 辰巳由紀トランプ大勝利の要因はどこにあるのか――。「ヒラリー・クリントン」という人間が米国政治の表舞台に立ち続ける姿を見るのに大部分の有権者が飽きてしまった、ということではないだろうか。
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2016/09/20 小谷哲男
8月以降、中国による尖閣諸島近辺の領域侵犯が数を増している。また浸入のパターンの変化も見て取れ、日本への挑発も激しい。ここでキーとなるのは沖ノ鳥島だ。
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2016/07/05 小谷哲男
2012年に中国がフィリピンから実効支配を奪ったスカボロー礁。ついに今夏から戦略的埋め立てか開始されるようだ。日本が集団的自衛権を行使する時がくるのか。
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米比同盟は不透明、日本の役割は大きい
2016/06/29 小谷哲男現状の否定を掲げるドゥテルテ大統領の下で、フィリピンの対外政策も大きく変わる可能性がある。地域安全保障の観点からは、南シナ海問題にどのよう対処するかに注目が集まっている。
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東シナ海での危機管理メカニズムが急務
2016/06/14 小谷哲男中国海軍の艦船が尖閣諸島周辺の接続水域を初めて航行し、東シナ海における日中間の緊張が再び高まっている。中国海軍の動きを分析し、今後の東シナ海情勢の見通しを考えてみたい。
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G7サミットへの関心は薄れる?
2016/05/25 辰巳由紀オバマ大統領のベトナム訪問と広島訪問の間に挟まれたG7サミットにほとんど関心が向けられないままこの会合が終わってしまう可能性が今のままだと非常に高い。
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2016/03/09 辰巳由紀
当初の予想に反しトランプ氏が共和党大統領候補に指名される可能性が現実味を帯び、共和党内では一種のパニック状態が発生しているが、なぜ彼はここまで躍進したのだろう。
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ウッディ島にミサイル、戦闘機を配備
2016/03/02 小谷哲男現状では、中国が南シナ海の軍事拠点化をあきらめる見込みは少ない。国際社会は、中国の一方的な現状変更に対するコストを高めなければならない。
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2016/02/26 辰巳由紀
中国の暴走を封じながら、協力できる分野で協力をしていくかというジレンマを抱えてきた米国。中国の南シナ海での活動強化にどう対応するのか。
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2016年の展望 日本を取り巻く安全保障環境
2016/01/08 小谷哲男アメリカ大統領選挙と台湾の総統選挙、ベトナムで共産党新指導部が選出され、フィリピンでは大統領選挙がある。韓国では総選挙がある。
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平和安全法制と戦後70年 日本の平和主義に自信を
2015/12/30 小谷哲男安保法制は、決して戦後日本の安全保障の大転換などではない。特に冷戦後に日本が直面してきた課題に取り組むために必要最低限の措置だ。
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