研究と本とわたし
研究者――。膨大な数の論文・資料・本とともに難しい研究課題に日夜取組んでいる姿が思い浮かぶ。そうした厳しい研究活動をつづける先生方にも子ども時代があり、人生のさまざまな場面で影響を受けた本があるに違いない。一冊の本をめぐる思い・エピソードを聞く、普段あまり知ることのない、“研究と本”の関係を伺います。
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小長谷有紀氏 (大学共同利用機関法人 人間文化研究機構理事)
2014/10/01 木村克彦“研究者のわたし”を育てた半分は、幼い頃培われた想像力。リアルな体験も読書体験も、同じように重要と語る。
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海部陽介氏 (国立科学博物館人類研究部人類史研究グループ長)
2014/08/27 木村克彦小学校高学年の時に出合った本、『キネズミさんからヒトがでる』。人間の進化へ興味が向かうきっかけとなった一冊だ。
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藤井敏嗣氏(環境・防災研究所所長、東京大学名誉教授)
2014/06/16 木村克彦火山学・岩石学の第一人者として研究活動を続ける藤井先生の、「科学への関心」の原点は…
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和田昭允氏(東京大学名誉教授 理学博士)
2014/05/09 中田正則小学生の頃から自宅に「研究室」をつくり、実験に勤しんでいた。常に新しい分野で挑戦をし続けてきた和田先生の研究人生とは。
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斎藤成也氏(ゲノム進化学・国立遺伝学研究所集団遺伝学研究部門教授)
2014/02/12 中田正則幼少時から本に囲まれていたという斎藤先生。数年前には本格的な「書庫」をつくった。数々の本との出会いは…
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大島泰郎氏 (生化学・環境微生物学研究所所長・東京工業大学名誉教授)
2013/12/27 中田正則温泉など高温の環境下で生育する“好熱菌”の研究で知られる大島泰郎先生。中学時代に出会った一冊が研究者としての原点となった。
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髙橋世織氏(文芸評論・映像文化論/日本映画大学映画学部長)
2013/10/21 中田正則本屋以上に本があふれている環境で育った高橋世織先生。幼い頃の関心は意外にも、気象。幅広い関心をもつ青年が、研究者になるまで。
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住明正氏(気象学・気象力学・独立行政法人国立環境研究所理事長)
2013/08/26 中田正則私たちの生活に身近な気象学を研究する住明正氏。幼少期より文科系の本を多数読んできたという。その読書体験を伺った。
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川勝平太氏(比較経済史・第53代静岡県知事)
2013/06/20 中田正則静岡県知事として多忙な日々を送る川勝平太氏。現在は読書、研究、執筆にあてられる時間は早朝だけというが、本との出会いは遅い方だった。
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木下直之氏(文化資源学・東京大学教授)
2013/06/05 中田正則「美術」の枠組みからこぼれ落ちた多様な文化事象を研究テーマとしてきた木下先生。幼い頃は意外にもサッカー少年、そして絵を描く側だった。
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2013/04/03 中田正則
歴史人口学が専門の上智大学経済学部・鬼頭宏先生。人口動態を多角的に研究する先生は、自然科学と本を愛好する少年だったそうだ。
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2013/01/24 中田正則
数式を操る東大の合原一幸先生。実は昆虫学者になりたかったという。虫好きに拍車をかけた本をはじめ、数々の本とのエピソードを伺った。
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