WEDGE REPORT
時間軸の長い視点で深く掘り下げて、世界の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
-
2018/06/07 樫山幸夫ロバートF・ケネディ氏といっても、今の若い人には、なじみが薄いかもしれない。暗殺されたジョン・F・ケネディ米大統領の実弟といえば、「そうか」と思う人もいるだろう。兄の政権で司法長官をつとめ、その死後、遺志を継ごうとしたものの、大統領選の最…
-
2018/06/06 崔 碩栄北朝鮮の非核化と体制維持が実現されることはあっても、その結果として平和の時代が訪れることは不可能である。少なくとも北朝鮮という「国家」においては。なぜなら、北朝鮮の体制維持と北朝鮮の人権の改善は同時達成が不可能だからだ。
-
2018/05/31 樫山幸夫トランプ米大統領が5月24日、いったん中止する意向を表明、しかし翌日には手のひらを返したように再び実現への期待感を表明した。あっけにとられながら展開を見守っている人も多かろう。こうなれば、政治的な駆け引きというより、もはや児戯に等しい。
-
2018/05/31 大元よしきクジラとの衝突によってヨットを失い、命まで失いかけた全盲のヨットマンが、いま再び太平洋横断の夢にチャレンジしようとしている。なにが彼を駆り立てているのだろうか、なぜ生命を賭してまで挑むのか、その根源に迫りたい。
-
2018/05/30 花田吉隆5月12日に東ティモールで総選挙が行われ、28日に最終結果が公表された。与野党逆転が確定し、それまで野党党首だったシャナナ・グスマン元首相が改めて政権を担当する。
-
2018/05/25 佐々木伸トランプ米大統領は5月24日、シンガポールで6月12日に開催予定だった北朝鮮の金正恩労働党委員長との米朝首脳会談の中止を発表した。北朝鮮には書簡で通知された。首脳会談の取り止めを仄めかすなど非核化の引き延ばしを図る北朝鮮に大統領が激怒、逆…
-
2018/05/18 大西稚恵台湾東部の観光地・花蓮の近海を震源地とする大地震から約3カ月が過ぎた。今回、台湾関連のガイドブックなどを手掛けるトラベルライター・大西稚恵さんが、被災地の今とおすすめの観光スポットをお届けする。
-
2018/05/11 樫山幸夫4月の南北首脳会談、6月12日に予定されている米朝首脳会談など、朝鮮半島情勢が劇的な展開を見せるなか、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「ノーベル平和賞を受賞する」と考えている人が、世界に少なからずいるというから驚いた。
-
2018/05/10 崔 碩栄南北首脳会談が開かれた。しかし、宣言の中身は冷静に評価すれば物足りない内容だと言わざるを得ない。「非核化への努力」は明記されたが、具体的なプロセスについては全く言及されず、既存の核兵器の「廃棄」に対する言及もなかったからである。
-
2018/05/05 佐々木伸トランプ大統領は5月3日、ポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんに顧問弁護士を通じて“不倫”の口止め料を払っていたことをツイッターで自ら認めた。大統領はこれまで、口止め料については「知らない」と噓をついていたことになる。
-
2018/04/26 樫山幸夫4月27日には南北首脳会談、来月以降には初の米朝首脳会談が予定されている。こうした重要な機会に、当事者の米国や韓国、日本はじめ国際社会が、宥和主義の〝陥穽〟に落ち込んでしまう恐れはないのか。
-
2018/04/21 樋泉克夫中央アジアにおける一帯一路の現状を見ようと思い立ち、ウズベキスタンに向った。中国大陸をほぼ真西に向って横断することになる。
-
2018/04/20 花田吉隆来月、東ティモールで総選挙が行われる。2002年に東ティモールを独立に導き、2015年まで首相を務めたシャナナ・グスマン氏。一方、南アフリカを解放に導いたネルソン・マンデラ元大統領。この二人の類い稀な指導者に共通するのは、国民に「赦しと和…
-
2018/04/19 花田吉隆来月、東ティモールで総選挙が行われる。2002年に東ティモールを独立に導き、2015年まで首相を務めたシャナナ・グスマン氏。一方、南アフリカを解放に導いたネルソン・マンデラ元大統領。この二人の類い稀な指導者に共通するのは、国民に「赦しと和…
-
600以上のアカウントと170台の携帯電話を使用
2018/04/18 崔 碩栄韓国政界に激震が走った。ネット世論操作疑惑を捜査していた警察が、平昌五輪の時にポータルサイトで文在寅大統領と政府の対北朝鮮政策を厳しく非難していた金某氏など3人を逮捕したことだが、驚くべきことに文在寅政権の反対派ではなく、文在寅支持派だっ…
-
2018/04/10 山口亮子中国が2014年に打ち出した広域経済圏構想「一帯一路」。日本が乗り遅れていないかと心配する声のある一方で、中国主導の枠組み構築には警戒感も強い。国際協力銀行(JBIC)北京駐在員事務所に2014~17年まで駐在し、海外での投融資に詳しい野…
-
2018/04/10 花田吉隆ウィニーの81年をネルソン・マンデラ元大統領の生涯と比較するとき、そのあまりの違いに愕然とさせられる。マンデラの、あの慈愛と温和に満ちた表情が語りかける「赦しと和解」に比べ、ウィニーが送った日々は、あまりに過激で狂気のにおいすらする。
-
2018/04/10 中島恵「大きな籠の中に入っている納豆はネバネバとしていて、まるで日本の納豆そっくりだ。顔を近づけてみたが、臭いも日本の納豆のようだった」。中国で突然出合った日本の国民食に、あれこれ思いをめぐらせる――。
-
2018/04/05 水谷竹秀南シナ海の領有権を巡る中国の主張は国際仲裁裁判で退けられたが、フィリピンに巨額の経済援助を約束し、中国は着々と軍事拠点化を進めていた。
-
2018/04/02 樫山幸夫米英同様G7(主要国首脳会議)の一員である日本は、事件を非難するものの、ロシアに対する一切の措置を控えている。このまま頬かむりで対ロ関係の進展だけを追求するのか、いずれ何らかの手段をとるのか。
|
|
|
