世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2016/05/19 岡崎研究所カーター訪問においてはロジスティックスの相互支援に係る協定の原則合意であり、近いうちに署名に至るとされるが、非同盟を旨とするインドではこの協定はインドの戦略的自立性を害する懸念が強く、長年棚晒しとなっていた。
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2016/05/18 岡崎研究所ゲーツ元国防長官は「オバマの外交は思われるほど悪くはない。その響き方がその効果を減殺している」と述べるが、オバマ外交をどう評価すべきなのだろうか。
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2016/05/17 岡崎研究所核実験から2カ月を経て、中国は北朝鮮へ制裁を科す安保理決議の採決に加わった。他方で制裁には一部の例外も設けられており、今回の裁決は前進といえるのだろうか。
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2016/05/16 岡崎研究所近年太平洋地域で“いじめっ子”のごとく振る舞う中国に対し、米国は対応しきれていない。中国海洋覇権に対し、決意を持った対応を示すことが米国には求められている。
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2016/05/13 岡崎研究所中国は南シナ海に戦闘機などを配備し軍事化を続ける。南シナ海問題は重要貿易路の航行の自由に関わり、米中間の長期的競争の一部として軍事的覚悟を持って臨むべきである。
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2016/05/11 岡崎研究所ベルギー治安当局は、先月ブリュッセルを攻撃したテロリスト達の当初の標的は、原子力発電所であったと考えているが、原発におけるテロ対策はいまだに不十分である。
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2016/05/10 岡崎研究所経済制裁は軍事力より安上がりでありながら、相手国により有効に圧力を加えられるため、近年の米外交政策の特効薬となっている。しかしその発動には注意も必要である。
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2016/05/09 岡崎研究所11年の米軍イラク完全撤退は力の真空を作り出したが、穴埋めはイランが担った。しかしイランの影響力が強まる中、イラクでは米国との関係強化を望む声が強まっている。
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2016/04/29 岡崎研究所ブリュッセルテロを受け、トランプはテロ容疑者への水責め、クルーズはイスラム教徒居住地のパトロールを提唱するが、このような主張は米国の価値観に反したものである。
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2016/04/28 岡崎研究所当初の勢いは削がれつつあるものの、いまだ根強い人気を誇るトランプ候補。しかし、もし彼が大統領に選出されてしまったら米国の対外関係に与えるダメージは計り知れない。
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2016/04/27 岡崎研究所5月20日に蔡英文がどのような就任演説を行うのかは内外からの注目が集まっており、その内容いかんによっては中台関係が悪化する可能性も考えられる。
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2016/04/26 岡崎研究所アトランティック誌のインタビューでオバマがサウジを批判したのは異例であり、両国関係は脆弱化を極めているが、オバマ任期中の両国関係改善はもはや不可能かもしれない。
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2016/04/25 岡崎研究所併合から2年が経ったクリミアは欧州から孤立し、経済は壊滅状態にあるが、それにも関わらず欧州ではウクライナ問題におけるロシアへの経済制裁解除論が言われ始めている。
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2016/04/22 岡崎研究所中国社会が激しい変化に見舞われる中、全人代では相も変わらぬ政治ショーが繰り広げられた。しかし、そんな従順な全人代への締め付け強化からは習近平の不安が垣間見える。
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2016/04/21 岡崎研究所ベルギーにおけるテロは、インテリジェンス共有改善の必要性や、マイノリティ社会について知る必要性を提起したと同時に、安直な抑圧策に走ることの問題をも提起させた。
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2016/04/20 岡崎研究所南シナ海問題に関する米中対立は、過去3年間の積み重ねにより、先鋭化しつつある。ハーグ仲裁裁判所の判決によっては、米中の緊張が最高潮に達する可能性もある。
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2016/04/19 岡崎研究所全人代は第12次5カ年計画を採択し終了した。李克強首相は来年も6.5%成長を達成するとし、成長への自信をみせるが、結局中国経済は好調なのか、不調なのか。
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2016/04/18 岡崎研究所オバマは現職大統領としては異例のことであるが、中東問題における率直な考えを披露している。その姿からは問題を複雑化させた張本人がオバマではないかと疑ってしまう。
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2016/04/15 岡崎研究所潜在力が巨大であるにも関わらず、現時点で遅れをとっている中国のソフトパワー。国際的な地位向上と自国文化を広めるためその発展を希求しつつも叶わないその理由とは。
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