解体 ロシア外交
紛争、エネルギー、政治、経済など様々な外交カードを所持し、それを絶妙なタイミングで切るロシア。日本の隣人でありながらその内側がなかなか見えない大国に、不気味な印象さえ抱く。ロシアの外交、そしてその動きの背景を、ロシアと周辺国事情に詳しい著者が読み解く。
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遅れる会場建設、テロ対策、マフィア抗争…課題は山積み
2013/03/05 廣瀬陽子ソチ五輪まで1年を切り、ロシア各地では熱気が高まりつつある。しかし、プーチン肝いりのプロジェクトは様々な懸念もあり…
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2013/02/06 廣瀬陽子
ロシアはアルジェリアの人質事件に一見関わっていないように見えるが、事件に対して他人のふりはしなかった。ソ連時代から続く両国の関係とは
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背後にある米ロ関係の悪化
2013/01/11 廣瀬陽子アサド政権を擁護してきたロシアだが、最近になって対シリア政策に変化が見られる。その背後にある思惑は何なのだろうか。
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2012/12/11 廣瀬陽子
米国シェールガス革命はロシアの天然ガス事業に大きな打撃を与え、米ロ間の新たな緊張材料となっている。そんな中ロシアでも企業が動き出し…
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2012/10/11 廣瀬陽子
国際社会も大きな注目を寄せたグルジアの議会選挙。国際選挙監視団の一員として日本政府から派遣された筆者が見た、グルジアの「いま」とは…
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「グルジア紛争蒸し返し」の意味
2012/08/31 廣瀬陽子ロシア指導部の周辺が騒がしい。4年前のグルジア紛争を蒸し返してメドヴェージェフを非難したプーチンの思惑は…
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2012/08/03 廣瀬陽子
ウクライナとの領土問題を解決させたロシア。その経緯を辿りながら、北方領土問題解決へのヒントを探りたいが、やはりロシアはしたたかで…
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米国はグルジアを訪問
2012/06/08 廣瀬陽子上海協力機構や首脳会談で対米姿勢を改めて明らかにした中露。一方、米国はプーチンの留守中にロシアのお膝元の南コーカサス三国を訪問した。
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2011/12/21 廣瀬陽子
下院選挙の不正とその後の弾圧的な政府の姿勢に、ロシア国民は反発を強めている。それでもプーチンは大統領に返り咲けるのだろうか。
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反対のグルジアが受諾した理由
2011/11/26 廣瀬陽子ロシアのWTO加盟が実現の運びとなった。実はデメリットも少なくないのだが、本当に加盟を希望していたのだろうか。
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2011/10/28 廣瀬陽子
プーチン首相の大統領再就任が確実となり、旧ソ連地域を中心に活発な動きが見られている。ロシアは影響力を取り戻すことができるのだろうか。
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2011/09/01 廣瀬陽子
ロシアは、9月2日を事実上の「対日戦勝記念日」と定めた。領土問題の背景となっている第2次世界大戦の「勝利」を、どう捉えているのか。
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原発輸出をめぐる日露の緊張関係(後編)
2011/07/29 廣瀬陽子菅首相が「脱原発」を掲げる一方、日本の原発関連企業は生き残りをかけて外へと出てゆく。そこで繰り広げられるロシアとの駆け引きとは。
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原発輸出をめぐる日露の緊張関係(前編)
2011/07/28 廣瀬陽子フクシマ後、世界中で原発政策が見直される中、依然として拡大路線を歩む旧ソ連諸国。各国の現状、そして日露の原発輸出最前線に迫る。
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