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2024/10/24 金子熊夫
今回の衆議院総選挙の争点の1つとなっているエネルギー・原子力政策に関して、石破茂首相に対し、僭越ながらいささか卑見を申し上げたい。
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2023/08/15 金子熊夫
被爆地・広島でのG7サミットは記憶に新しいが、世界の核の脅威はより強まる一方だ。核廃絶と核抑止力強化は矛盾するかに見えるが「両立は可能」だとする筆者の見解とは。
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2020/12/03 金子熊夫
最初の勤務地はジュネーヴで、4年任期で、張り切って新しい仕事に熱中していた矢先、1973年10月の第4次中東戦争の勃発で、第1次「石油危機」が起こり、世界の形勢が文字通り一変した。ちょうどモーリス・ストロングUNEP事務局長(初代、カナダ…
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2020/12/02 金子熊夫
脱炭素への対応が「待ったなし」の状況下、原子力政策が曖昧なままでは日本の安全保障が危うい—―。かつて「かけがえのない地球」を考案し、国連で環境外交を担当した筆者が、日本の現状を憂い、今後進むべき道を提示する。
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2018/07/17 金子熊夫
日本はすでに原発の使用済燃料を再処理して得たプルトニウムを約47トン所有している。プルトニウムは核爆弾の原料になり得る機微な物質なので、全て厳重に管理されており国際原子力機関の厳格な査察下に置かれている。裸のまま放置されているわけではない。
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資源小国のエネルギー安保、国家百年の計で取り組め
2017/11/27 金子熊夫来年7月に日米原子力協定の満期を迎える。自動延長の公算が濃厚であるが、核燃料サイクル政策は課題が山積だ。再処理工場の稼働はもとより、高速増殖炉の開発計画など長期的な視点で腰を据えて取り組まなければならない。
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2014/04/10 金子熊夫
非核兵器国ながら再処理や濃縮の権利をもつ日本。多くの国から羨ましがられ、また問題視される中、「原子力外交」に求められるものは…
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国際的視野からの戦略的アプローチこそ必要
2014/04/02 金子熊夫原発輸出問題をめぐる現在の国内の議論を聞いていると、果たしてその意義や問題点が正しく理解されているかどうか疑問に感じる。
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2013/07/08 金子熊夫
韓国が米国との原子力協定の改定交渉でフラストレーションを溜めている。使用済み核燃料の再処理を行う権限を米国が与えないからだ。
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2012/04/18 金子熊夫
ホルムズ海峡封鎖を回避すべく、各国が必死の外交努力を続ける中でイランを訪問した鳩山元首相。空気を読めない「宇宙人」では済まされない。
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2010/08/23 金子熊夫
岡田外相から飛び出た「協定停止」発言が波紋を呼んでいる。だが国是である核廃絶と協定締結は本当に相容れないのだろうか? 筆者は、両論が何ら矛盾しないことを筋道立てて説く。
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