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電力だけでは実現しない
2020/12/14 朝野賢司,永井雄宇日本におけるエネルギーの議論は「電力をどう供給するか」を中心としたものに陥りがちだ。しかし、電力を低炭素化・脱炭素化するだけでは菅政権の打ち出す「脱炭素社会(ネットゼロ)」は達成できない。
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導入量は世界第2位に達するも価格は下がらず
2018/01/30 朝野賢司改正FIT法に基づく初の太陽光発電の入札は、入札設備量が募集容量に達せず、競争原理が働かずに失敗した。日本の太陽光発電の発電コストはなぜ下がらないのか。それを検討するデータすら揃っていない。
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機関投資家やアップル、グーグルも気にするCDPランキング
2017/03/29 朝野賢司2017年4月から、まずは再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の電源を対象として非化石価値取引市場が始まる。しかし現状の市場設計案のままでは、実効性をもたないだろう。
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ドイツ等で明らかになるFITの“不都合”
2015/08/21 朝野賢司再エネのFITの見直しが議論されているが、電気料金に加算する賦課金方式の廃止、つまり一般財源化等の租税負担への転換を検討すべきだ。
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2015/06/02 朝野賢司
短期的な導入ブームの反動が明らかに各社の業績に表れている。FITによる国内市場の拡大は、日本の太陽電池メーカーの競争力向上に貢献することはなかった。
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3年連続の駆け込みで認定1億kWに至る太陽光発電
2015/06/01 朝野賢司経済産業省が提示しているエネルギーミックス案の中に、ある重要な政策転換のサインが盛り込まれている。それは2030年における再生可能エネルギー買取総額を3.7~4兆円とするというものだ。
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2014/10/21 朝野賢司
再生可能エネルギー固定買取制度(FIT)の導入時点に時計の針を戻してみたい。日本のモデルとなったドイツは、この時既に太陽光バブルで大きな修正を迫られていた。
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2014/06/21 朝野賢司
FITの見直し等を議論する新エネ小委。最も重要な論点の一つは、どのように太陽光発電の急増による賦課金の高騰を抑えるのか、である。
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FITはもはや制御不能か
2013/04/25 朝野賢司3月30日の読売新聞社説や4月24日の日経新聞などで、全量買い取り制度が招いた「太陽光 バブル」の課題が問われている。その実態は…
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固定買取価格32円は21円で済む!?
2013/01/21 朝野賢司
~調達委に査定能力はあるか全国初の山林未利用材バイオマス発電所の実態から浮かび上がってきたのは、再生可能エネルギー固定価格買取制度が抱える構造的な問題だ。
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重複補助は認められるのか
2013/01/21 朝野賢司1月21日に再開される資源エネルギー庁の調達価格等算定委員会。来年度の買取価格がいくらになるか注目される。調達委の問題点は何か。
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WEDGE12月号「補助金4重取りのバイオマス発電 固定価格買取制度の限界」続編
2012/11/20 朝野賢司全国初の山林未利用材バイオマス発電所に対する疑義を指摘した、WEDGE12月号記事「バイオマス発電 補助金4重取り」の続編
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