「世界情勢」の最新記事一覧
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2019/03/19 岡崎研究所性急な拡大を遂げ異分子を入れすぎたEUは、Brexitやポピュリスト、移民、東欧問題等、様々な問題が噴出している。しかし、独仏は連携を継続しEU重視の傾向も欧州内で少なくない。問題を抱えつつも受け入れてこのまま存続していくものと思われる。
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2019/03/18 岡崎研究所トランプ大統領は「米AIイニシアティヴ」を発表し、AI研究の強化を表明した。米国が先駆者であり続けることが米国の経済・国家安全保障の上で重要だとしており、名指しはしていないが中国を念頭に置いている。今後はAI技術等の輸出強化を進める方針だ。
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2019/03/17 樫山幸夫非常事態宣言に対する上下両院の相次ぐ無効決議などトランプ大統領と議会の対立は激化の一途だが、それとは裏腹に、大統領の弾劾は〝夢まぼろし〟と潰える気配が強まっている。
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2019/03/16 佐々木伸ニュージーランドの南島最大の都市、クライストチャーチで15日、モスク(イスラム教礼拝所)2カ所で銃撃事件が発生、イスラム教徒49人が死亡、数十人が重軽傷を負った。極右過激派の“反イスラム・テロ”と見られる。犯人は銃撃の一部をネットで生中継…
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「一帯一路」の衝撃・中国に飲み込まれるアフリカ・ジブチ
2019/03/15 児玉 博アデン湾では毎年200件以上の海賊行為が発生していたが、自衛隊と多国籍軍との共同の対処行動により、確実に効果をあげている。その海賊対処行動の最前線を追った。
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2019/03/15 岡崎研究所かつての敵国は今や重要なパートナー。米越首脳会談は貿易やインド太平洋の連携など意義のある内容となった。戦争の過去から米国との国交正常化、ASEANの中でも経済成長をしている優等生のベトナムは、北朝鮮にとってもいいモデルになるだろう。
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2019/03/14 佐々木伸イランのロウハニ大統領が11日から隣国イラクのバグダッドを訪問し、両国の強い絆を誇示した。これを苦々しく思っているのはトランプ米大統領だ。大統領はイラン封じ込め政策を強める一方、イラクに対し、イランとの関係を縮小するよう求めているからだ。…
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2019/03/14 岡崎研究所2回目の米朝首脳会談はトランプ政権の外交の失敗ではないかと言える。 首脳会談に先立ち両国は十分に協議をして来たはずなのに、どうしてかくも認識のギャップが生じたのか。いずれにしてもこのような首脳会談はやるべきではなかったということである。
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2019/03/13 大西康雄経済成長率が減速する中国。しかし、問題の本質は成長の減速ではない。中国経済が苦境に陥っている原因は何か、そして、日本はどこに商機を見出していくべきか。
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2019/03/13 岡崎研究所ファイブ・アイズの主要国の英国はファーウェイの5G参入に厳しい姿勢を取ってきたが、2月に管理可能なリスクと政府機関が結論づけたとする未公表情報がメディアで報じられた。Brexitの混迷が続き経済的理由もある中、政権内でもこの問題に対する考…
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2019/03/12 田村明子ニューヨークのメトロポリタン美術館で「The Tale Of Genji」(源氏物語)特別展示会がオープンした。屏風や絵巻物、書などからマンガのイラストまで、約120点が8テーマに分けて展示されており、目玉の一つである俵屋宗達の屏風など、…
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2019/03/12 岡崎研究所米国の対応で、最も心配すべき点は、トランプ大統領が、台湾問題が米中の間でカードとなり得ると解釈され得るような発言をしてしまうことであろう。トランプは、そういう不用意な発言をする傾向があるので、注意を要する。
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2019/03/11 岡崎研究所トランプ政権はイランへの制裁を強化しイラン包囲網を画策しているが、イランの混迷は国に対する国民の不満も一因でありデモが頻発している。この状況下での制裁強化は、国民の批判の矛先が米国に向いてしまう危険性があり、逆効果をもたらす可能性が強い。
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朝鮮半島の歴史が暗示する“金正恩の末路”
2019/03/10 樋泉克夫考えてみれば、1950年6月に勃発した朝鮮戦争以来、じつに70年近くも時に敵対感情を滾らせながら相互不信を募らせ続けてきた両国である。昨年6月のシンガポールに続き今回のハノイの2回の会談において最高首脳が握手したからといって、その程度の関…
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2019/03/09 佐々木伸トランプ大統領の“独裁者好き”はよく伝えられるところだが、米朝首脳会談の際、北朝鮮から解放された後に死亡した米学生オットー・ワームビアさんが受けた扱いについて、金正恩労働党委員長が「知らなかった」と弁明したのに対し、トランプ氏が「信じる」…
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2019/03/08 岡崎研究所トランプ政権はイラン制裁を強化し、イラクを含んだ包囲網を作ろうとしている。イラクはイランの過度の影響力は望んでいないが、投資・食料・ガスなどはイランに頼っている。イランと米国のバランスがイラクに重要であり、包囲網の駒に使うのは無謀だ。
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2019/03/07 岡崎研究所トランプ米大統領は世銀の総裁にマルパス財務次官を推薦すると発表した。マルパスは世銀の多くの挑戦に取り組まなければならないが、気候変動についてはトランプのこだわりを無視できず、世銀の気候変動への融資にブレーキをかける可能性は否定できない。
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一帯一路の衝撃、赤く染まる「海のシルクロード」
2019/03/06 木村正人EUとIMFに財政再建を強いられ、中国企業に売り渡されたギリシャ最大のピレウス港。コンテナ港として躍進する一方で、中国の政治的な意図は何か。現地からリポートする。
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2019/03/06 岡崎研究所2月24日、米国首都ワシントンで行われていた米中貿易協議で、米中双方は折り合いを付け、3月1日を期限に予定されていた2000億ドル相当の中国製品への10%から25%への輸入関税引き上げは、ひとまず回避されたが……。
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2019/03/05 朴承珉北朝鮮の金正恩委員長は焦っているようだ。金委員長はハノイ会談が始まる直前、トランプ大統領との懇談のフォトタイムの席で記者の質問に「1分が惜しい」「早く会談しなければならない」と述べた。
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