勝者はプーチン、敗者はケリー氏、シリア停戦破綻…

停戦が事実上崩壊した現実中で、最大の勝者はプーチン大統領だ。「シリアの状況を思うがままに操っているかのようだ。軍事介入で政府軍を優位にし、今やシリアで主導権を握っている。

米軍が考える第三の相殺戦略

米国防総省は、ロシアと中国の軍事能力の向上を相殺するため、新しいハイテク通常兵器の開発を進めている。

アフガン出身のNY爆破犯、背後関係が焦点

米ニューヨーク・マンハッタンの繁華街などで週末に発生した爆弾事件は19日、手配されていた容疑者のアフガニスタン出身の男が銃撃戦の末、当局に拘束された。

「利口な」アフリカ諸国に利用される中国

中国は武器売却によってもアフリカで友人を得ている。2015年までの5年間でサハラ以南への武器供給に中国が占める割合は倍増、全体の約4分の1になった

最強の米軍は不変

米軍の即応性危機は神話であり、予算の強制削減の影響はあるものの米軍は世界最強の戦闘能力を維持している。

アメリカの長い夏休み終了、日本との教育システム…

1年のうち8カ月くらいしか勉強しないアメリカ人が、なぜ世界の一流の経済を築いてこられたのか？

日本企業よ、現実離れしたテロ対策に踊らされるな

日本で紹介されているテロ対策の情報は、根本的なところで誤っている。

ロシアとイランのアサド延命策

イラン、ロシアは戦略的関係を強化し、協力してアサドを支援しているにも拘わらず、オバマ政権は手を拱いている。

あらゆる正面で閉塞状態の中国

豪州が今後数十年の間地政学上の引火点になる可能性がある。豪州にとり21世紀はそう幸運な時代にはならないかもしれない。

同盟国を心配させるオバマのレガシー作り

オバマが政権終了まで後数カ月という時点で、このような重要決定をしようとしていることは、政治的に適当ではない。

激震欧州、英国の次は美人ローマ市長率いるイタリア

英国のEU離脱に連鎖して、イタリアにも火種が燻り始めている。ローマ市は、すでに犯罪組織の食い物となり、なし崩し的に欧州が崩壊し始めているのだ。

米国の使命を信じる米例外主義者

オバマより、軍事的な国際的関与に積極的になり、世界の秩序を維持するという点では、クリントンのそういう傾向は歓迎できる。

シリア停戦発効の影にトルコとロシアの裏取引

シリアの停戦が発効されたが、これにより国分断化が一段と進む可能性がある。さらにこの裏には、トルコとロシアの秘密取引があったという噂も流れている。

西側を脅かす新世代の潜水艦

西側の潜在敵国は、音が静かで兵装を充実させた潜水艦を増強していて、西側の脅威となっている。

iPhone7「失敗」に脅える日本メーカーの苦悩

いよいよ発売解禁されたiPhone7だが、スマートフォンのグローバル市場では、サムスンへのシフトが見られている。日本企業はこのままアップルに依存して良いのだろうか。

引き際のオバマを襲う解決不能の問題

米国に突き付けられた2つの難題、シリアで苦慮深まる

シリア内戦では直近のプーチンとの会談で停戦合意に失敗、ISとのテロとの戦いでは、クルド人の反発を買い、にっちもさっちもいかない苦境に陥っている。　

エジプトの不幸

シシ大統領の抑圧と無能がエジプトを駄目にしつつあり、新たな反乱を生む土壌を作っている。

香港に忠誠を強いる中国

9月の香港立法会選挙候補に中国が「忠誠の誓い」を求め、それをしない候補者の立候補資格をはく奪している。

9・11から間もなく15周年、各地でテロの懸念…

9・11はイスラム過激派にとっては特別に記念すべき日。今年の場合はイスラム最大の祝祭である犠牲祭の前日に当たり、過激派の宗教心が最も高まる時期と重なる。

アメリカはTPPをどうするのか？

オバマ政権がTPPの議会承認を得るため、僅かなチャンスを追求することが望まれます。