インド洋における 中国海軍進出の脅威を過小評価…

中国にとってインド洋は東、南シナ海より優先度が低いという見方があるが、実際には両海域の戦略的意味は異なる。

「日中レアアース戦争」 終結に欠けているもの

ことレアアース問題では共存共栄の道が閉ざされているようにも見えた。実質上、まだ日中レアアース戦争は終わってはいないのだ。

ウクライナ問題 対露制裁解除の条件は？

ウクライナ問題においてプーチンは容易に戦略を変えないであろうから、欧米の対露経済制裁は長く続くことが予想される。

米国は中東での戦争で「敗北」する

米国は、中東に軍事介入してもしなくても「敗北」と呼び得る状況に陥る。「大国の責任」をどう果たすべきか。

モスクもスタジアムもお任せ アルジェリアの中…

長らくフランスの海外県だったアルジェリア。独立後、早くから日本の有名商社が入ってきたが、今では在住しているアジア人の多くは中国人だ。

中国「真珠の首飾り」は インド封じ込めには至ら…

「真珠の首飾り」という言葉はペンタゴンが命名したものだが、今までのところ、インドを封じ込めるほどの軍事的な実体は認められない。

経済協力と国境紛争 複雑な中印関係

数多くの側面があり、包括的な特徴づけをするのが難しい中印関係。経済分野では協力の余地は大きいが…

深刻な中国の水不足問題

大気汚染より深刻と言っても過言ではない中国の水不足問題。最大の問題は、需要の管理ができていないことである。

IS対策に本腰を入れる米国 その期待と課題

反「イスラム国」の有志連合参加国もその思惑は様々であり、長期的に効果のある戦いを米国がリードしていけるか定かではないが…

省エネが課題の湾岸アラブ産油国

湾岸アラブ産油国では、国内石油需要増が、外貨獲得の柱である石油輸出の伸び悩み＝歳入の伸び悩みにつながることを恐れている。

インド・モディ首相は 靖国参拝すべきだった？

インドのモディ首相の訪日後、インドの主要英字紙で、政治コラムニストが安倍総理とモディ首相の政治的信条の共通性を挙げた。

香港の民主化運動に同情的な台湾

強まる中国への警戒

香港での抗議運動に中国政府がどう対処するか―。それは中台関係と台湾の国内政治に影響を与えるであろう。

インドとの関係強化は 米国にとって利益となる

インドとの関係強化は、多くの理由から米国にとって利益となる。米国がインドに対してとるべき対応は…

豪州のアジアの親友は日本か、中国か

日豪同盟の可能性

2014年のローウィー研究所の世論調査では、31％のオーストラリア人が中国を親友と呼び、日本を親友としたのは28％だった。

「パクス・シニカ」 中国による新たな国際秩序…

中国が「パクス・シニカ」（中国による平和）と呼べる新しい国際秩序の創生に至りつつある、というのは本当だろうか。

米国の対「イスラム国」戦略は 「過剰な約束」な…

米国は、中東において、かつて英国が欧州大陸に対して取ったオフショア・バランサー政策を見習うべきである、という論説があるが…

西側は中国をどのように見誤ってきたか

40年間中国を研究してきた、中国研究の大ベテランが語る、中国への「誤解」の原因とは…

豪印の原子力協力　 両国関係の強化

豪印原子力協定の締結は、両国の外交関係を強化する第一歩となるだろう。

ヒラリー・クリントンが評する キッシンジャーの…

オバマ外交への批判が強まる中、クリントン元長官はキッシンジャーの言葉を利用して、オバマとは違う自分の外交姿勢を明らかにしようとした。

「南シナ海問題で中国を刺激するな」 米国内での…

「南シナ海をめぐる意見の相違による米中両国の不信感の増大は、両国関係全般に悪影響を与える恐れがある」という認識のレポートが発表された。