行き詰まったTPPと中国の動き

大局を見極め、妥結を急ぐべし

日米がTPPの最後の詰めをなかなかできずにいる中、中国が21世紀のアジア・太平洋の通商関係を決めようと動いている。

冷静な両岸関係が台湾の利益になる

香港で起きた抗議行動の光景を見て、台湾民衆の心はますます中国から離れているようだ。

無秩序時代の到来と米国の役割

「イスラム国」の勢力拡大やウクライナ問題など、既存秩序が多くの挑戦に晒される「無秩序時代」が到来しつつある、という。米国の影響は…

日本企業のネームバリューでも苦戦 ザ・立地条件

会社の成功に立地条件のよさは欠かせない。ポーランドでも同じことがいえるのだが…

米宇宙ロケットが抱える 「ロシアリスク」

米国の国家安全保障関連衛星打ち上げがロシア製ロケットに依存していることは、米ロ関係の現状を考えると驚きである。

新ガイドラインは日米同盟の 真のグローバル化に…

日米同盟が、地域および世界においてより大きな役割を果たすことが期待されながらも、同時にその難しさも指摘されている。

常設日本食品コーナー ドバイに開設

最近では日本の食品関連企業もドバイをはじめとする中東に目を向け始めている。特にここ数年目立つのは、一部の地方自治体の積極的な動きだ。

豚肉輸入問題で米台関係を損ねるな

米国は、米台間の貿易自由化交渉についてその重要性を認めているが、台湾の保護主義や特異な規制に関して改めるよう強く求める意見もある。

中国の「法治」は共産党の権威を高める手段

共産党独裁体制下の中国において「法治」という時、それは民主主義国家における三権分立している司法権による「法治」ではない。

サウジアラビアが石油価格下落を放置する理由

「サウジアラビアは石油価格を下落させることで、米国にとって大いに歓迎すべき地政学的結果をもたらそうとしている」とは本当だろうか。

更なる挑戦を受ける 米国のアジアにおける拡大…

米国は、新たな軍事能力や外交、地域枠組などを包括的に活用することにより、北東アジアの同盟国を守らなくてはならない。

米国の軍事技術優位を深刻に脅かす 中国のサイバ…

「軍事技術へのスパイ活動は違法である」という意識は、国際社会にはない。武器技術に関する情報を防衛するためには…

中東の混乱 国家の崩壊、非国家勢力の台頭

中東では国家崩壊はもはや異例のことではない。非国家主体が政府に挑む、政府を倒す、政府を強権化に追い込むなど支配力を強化し始めている。

円安はアベノミクスにおいて不可避

円安のデメリットに気をとられ過ぎて、アベノミクスの柱である円安政策を放棄し、アベノミクスを損なうべきではない、という指摘がある。

もし金正恩体制が崩壊したら 日米韓の協力は不…

金正恩が公の場から姿を消していたことが金体制の動揺の可能性を想起させた。半島有事の際には日米韓の協力が不可欠と改めて強調されている。

共和党重鎮による、 オバマ大統領の対シリア政策…

米国のマケイン、グラハム両上院議員が、対IS戦略に関連したシリア内戦へのオバマ大統領の対応を批判した。

「中国を核兵器削減交渉に関与させよ」 ロシア…

核大国のロシアが、核及び通常兵器の軍備拡大を行なっている中国を警戒している。核軍縮交渉に関与させようという提案もあり…

香港デモに対するオバマ政権の稚拙な対応

香港の「雨傘革命」に対して、オバマ政権のこれまで対応は、香港の民主化という大原則の追求にほとんど役に立っていない。

求められる米国防予算の回復

2014年のQDRの妥当性を検証する国防諮問委員会は、米国防基礎予算の規模を5700億ドル程度にまで回復させよ、と主張している。

シリアの穏健派反乱軍への支援が失敗した理由

2011年のアサド大統領への反乱開始当初から、シリアは地域の主要国を巻き込んだ代理戦争の場であった。