サイバー攻撃への自衛権行使の正当化

どの時点で戦争行為になるのか？

何が戦争行為に当たるかを決めるのは、軍事的決定や法的決定ではなく政治的決定である。

尖閣に対する米国の本音

日中間の領土紛争は、 アジア地域、ひいては米国の安全保障を脅かすまでエスカレートする可能性がある。今米国がとるべき行動とは…

米中衝突の可能性を考慮しない 豪州の能天気なア…

豪州は米国とは同盟国であるが、中国に対する経済依存を深めている。もし米中が対立したらどうなるのか。豪州政府の対応が問われる。

朴槿恵・韓国大統領候補のアジア政策 「正しい…

アジア情勢は、北の核、歴史・領土問題での緊張の増大、軍事競争の加速化で緊張している。朴槿恵の平和、安全保障のための考えとは。

日米の中東政策における モロッコの可能性

対イラン政策を含む中東諸政策について、モロッコ、ヨルダン両王国のGCC参加は、混迷する米国の中東外交にとって援けとなるのか。

韓国大統領選と外交政策 米国との同盟関係抜き…

迫る韓国大統領選。韓国の外交政策は北東アジアの安全保障環境にとって重きをなすファクターの一つであり、日本としても注目する必要がある。

尖閣問題で中国が仕掛ける 「シャドーボクシング…

中国は尖閣問題において、A2AD戦略により正面対決を避け敵を消耗させつつ自らの体力を温存する「シャドーボクシング戦術」を仕掛ける。

米海軍、フィリピン復帰 対中抑止力向上に繋が…

最近の米比同盟関係の改善は、対中抑止力の向上にも繋がる良い傾向だ。しかし、ここに至るまでの経緯を忘れてはならない。

エアシーバトルを対中戦略に高めよ

ASBは単なる戦術的、技術的説明にとどまらず、いかにして中国に対して勝利を収め得るかという軍事戦略を示す必要がある。

北朝鮮の農業改革は実現可能か

非現実的な案よりも国際社会との和解から始めよ

金正恩が農業改革に取り組もうとしているとの情報がしきりに流れている。しかし、経済改革の資金をどこから得るのかなど、問題は山積みだ。

メトロポリタン美術館が寄付で賄われるわけ

アメリカの寄付金総額は日本の寄付金総額の100倍以上になるらしい。これは税制がしっかりしているのが最大の理由なのだろう。

米海軍 「戦わずして勝つ」ためには「数」が必要

軍隊の役割は戦いに勝つことだけではない。日ごろから敵を抑止し、国全体のソフト・パワー外交を支えることも重要である。

中国の過度な軍事拡張　 「拡大する任務」とその…

中国人民解放軍について、過大評価も過小評価も禁物だ。米国の対中穏健派ですら、「脅威ではない」とは主張していない。

日本が印豪関係改善を歓迎すべき理由

中国がアジア・太平洋の安定に与える影響を出来るだけ無害にする方策を考えると、同盟国・友好国の幅を広げていくしかないのだろう。

対中抑止力としての台湾ミサイル配備強化

韓国の対北朝鮮抑止力と同じように、台湾のミサイル配備強化も対中抑止力になるというのならば問題ないのでは、という意見がある。

米国は中国と向き合う覚悟を

同盟国・日本の覚悟も問われる

米国が中国と向き合う覚悟とともに、アジアにおける米国の同盟国・友好国、とりわけ最大の同盟国である日本の覚悟が最も強く問われている。

国際社会を欺き続けた北朝鮮 日米韓で結束して…

中国が北朝鮮の存続を望んでいる限り、武力行使や制裁により北の非核化を実現することは困難だ。よって交渉による解決を図る他ないのだが…

中国の空母がもつ政治・外交的意味

中国の空母は、軍事的にはいくつかの制約条件を抱えながらも、就役による政治・外交的影響は、特に東シナ海、南シナ海などでは大きい。

中台有事で台湾は戦うか？

もし中国が台湾を攻撃した場合、台湾の人々は戦うのか――。イラン・イラク戦争との対比から見えてきたこととは…

日本の外交安保政策 米国の本音と「オープンな…

米国でも日本外交の保守化傾向を指摘する声がある。日本の外交路線は、日米同盟を軸としながらより外向きでオープンなものであるべきだろう。