「国際」の最新記事一覧
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2025/09/06 高口康太「中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念閲兵式」が開催された。この閲兵式にはどのようなメッセージが込められていたのか。私たちはどのように中国を理解するべきだろうか。もっとも有効な分析手法は2015年との比較だ。
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2025/09/05 渡邊啓貴欧州委員会のフォンデアライエン委員長を乗せたチャーター機が電波妨害を受けた。ロシアによる欧州への妨害工作はここ数年増えており、今回のその一つであるとされている。EUは強化を強めているが、一筋縄ではいかない側面もある。
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商務長官 ハワード・ラトニック
2025/09/05 大野和基トランプ大統領がぶら下がり取材で関税の話をする時、ほとんど必ず隣に立っている米商務長官のハワード・ラトニック。まさに大統領の関税政策を主導している人物。2人は考えの足並みをそろえている。
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2025/09/05 岡崎研究所イスラエルは軍事力により中東地域を再構成しようとしている。その強引さにアラブ諸国は辟易し、地域の覇権国家となることはできないだろう。米国もその混乱に巻き込まれる恐れがある。
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2025/09/04 吉永ケンジ韓国の国防日報は、日韓首脳会談と米韓首脳会談の成果を大きく伝えた。韓国が米韓を円滑に進めるために、日韓では波風を立てない戦略だったことが透けて見える。一方、李大統領はトランプ大統領に「スマート」と連発され、意気揚々だったという。
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2025/09/04 高橋雅英カナダは近年、世界有数の石油・ガス生産国として存在感を強め、米国のエネルギー安全保障を支える存在となっている。それは、日本にとっても言えることで、エネルギー調達先の多角化を進めるためにカナダ産LNGは今後、重要な役割を果たすと考えられる。
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2025/09/04 岡崎研究所フィリピンのドゥテルテ王朝は終焉の様相を呈していたが、ここ数カ月で窮地を脱した。これによってサラ・ドゥテルテ副大統領が2028年の大統領選挙のトップランナーに躍り出ることになったが、マルコス家との泥試合が続くことを意味する。
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2025/09/03 岡崎研究所トランプの関税による米印関係の悪化に警鐘を鳴らす論調が増えている。トランプによる急速な米・パキスタン関係の親密化もあり、モディも退かない姿勢を維持。米国の対中戦略やQUADに深刻な影響を及ぼすことが懸念される。
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2025/09/02 中島恵中国では、9月3日に行われる「抗日戦争勝利80年」記念行事や軍事パレードの準備が着々と進められている。パレードには1万人以上の兵士が参加するほか、新型の戦闘機や空母艦載機、弾道ミサイルが披露される。ここまでする政府の思惑はどこにあるのか。
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2025/09/02 山田雪乃2024年にはすでにビックテックが相次ぎ東南アジアへの投資強化方針を打ち出している。検索・広告・クラウドの世界的リーダーであるGoogleはASEAN地域全体に数十億ドル規模で投資する計画で、データおよびクラウドインフラの強化と、AI活用…
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2025/09/02 岡崎研究所トランプはプーチンが「ウクライナの安全の保証」を容認したとしているが、その中身が重要である。抑止力の再構築を進めるのか、それとも怪しげな平和宣言のためなのか。戦争の「根本原因」を除去しなければロシアによる再侵略は不可避だ。
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2025/09/01 平野 聡国の習近平氏は去る8月20日、チベット自治区の成立60周年を祝うため、専用機でラサの地を踏んだ。高山病で命を落とす可能性がある場所だ。健康不安説を払拭するのに十分であり、求心力を高める意図が明らかであるが、なぜ、ここまで宣伝をするのか。
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2025/09/01 中村繁夫日本のハイテク産業、特にレアメタル・資源開発の観点から、凋落の要因と今後の課題を分析し、巨額投資を梃子に「失われた30年」からの脱却を図るための方策を探る。また、歴史という大地を深く掘り下げれば、現代の世界を動かす法則が見えてくる。198…
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2025/09/01 岡崎研究所トランプ大統領はウクライナに対する「安全の保証」への参加を初めて公的に表明した。ウクライナ・欧州の経費負担によるウクライナへの武器供給が含まれることになるが、如何なる武器がどのような条件で提供されるかが重要になる。
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第14回
2025/08/31 高野凌3月5日。プンタ・アレーナスの展望台を目指して散歩していたら Club de Sindicato ENAP(ENAP労働組合クラブ)の建物があった。ENAP(Empresa Nacional del Petróleo)はチリ国営石油公社の…
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『ガザ、戦下の人道医療援助』 萩原 健 氏インタビュー
2025/08/31 横上菜月2023年10月から激化したガザ・イスラエル紛争は、25年7月6日現在も恒久的な停戦には至っていない。本書は、国境なき医師の「緊急対応コーディネーター」として、24年8月〜9月の6週間パレスチナ自治区ガザで活動した萩原健さんによる貴重な記…
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『アメリカのいちばん長い戦争』生井英考氏インタビュー
2025/08/30 足立倫行「アメリカのいちばん長い戦争」は、かつてはヴェトナム戦争(米正規軍派兵から約8年)だったが、現在はアフガン戦争(約20年)である。『アメリカのいちばん長い戦争』(集英社新書)は、ヴェトナム戦争からアフガン戦争へと至る経緯を追いながら、ヴェ…
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2025/08/29 吉富望日本初の国産長射程ミサイル「12式地対艦誘導弾能力向上型」が陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)へ配備されると報じられ、周辺住民から不安の声が取り沙汰されている。この住民不安を減らす方法は「説明」なのであろうか。違う視点から考えてみたい。
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2025/08/29 岡崎研究所タイとカンボジアの国境紛争は両国の関係が崩壊しただけでなく、ASEANの機能障害がある。中国の関与が求められる向きもあるが、日本は経済を中心に政治や安全保障を含めた対東南アジア関係の再構築が必要となる。
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2025/08/28 長尾 賢インドのモディ首相が8月29~30日に訪日するのを前に、インドが大国として台頭していることが日印関係にどのような可能性をもたらすかの分析も必要である。その期待値と、今必要なことを見ていきたい。
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