「国際」の最新記事一覧
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第13回
2024/09/22 高野凌ドゥマゲティという地方都市の郊外に韓国人教会やコリアン・タウンが存続できるほどフィリピンの韓国人社会は裾野が広いのだろうか。
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2024/09/20 高口康太
中国・広東省深セン市で、日本人学校に通う10歳の男子児童が登校中に刃物で刺され死亡する事件が起きた。日本と中国の多くの人々に悲しみと怒りをもたらすものとなったものの、だからこそ、同様の事件が相次ぐ可能性が高い。
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ASEANの成長を考える②~忍び寄る「早すぎる脱工業化」
2024/09/20 塚田雄太近年、グローバル化がむしろ途上国の工業化を衰退させ、成長の停滞を招くのではないかということを懸念する声がある。それは、2016年に経済学者のダニ・ロドリック(米ハーバード大教授)がモデル化・精緻化することで指摘した「早すぎる脱工業化」とい…
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2024/09/20 斎藤 彰
米歴代共和党政権の強固な支持基盤とされてきた退役軍人・家族層の間で「トランプ離れ」が広がりつつある。大統領選挙で欠かせないブロック票だけに、今後の流れ次第では11月5日の投票結果を左右することにもなりかねない。
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2024/09/20 岡崎研究所
スーダン内戦は世界最悪の人道危機となっている。アフリカ、中東、そして欧州にも大きな影響を与える地政学的な時限爆弾でもある。スーダンの規模と位置が国境を越える混乱の原動力となる。
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2024/09/19 海野素央
本稿では、テレビ討論会の勝敗に関する各種世論調査の結果を紹介する。また、討論会の終了直後のトランプの行動に注目する。その上で、なぜトランプがハリスとの2回目の討論会を拒否しているのか、本当の理由について考える。
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2024/09/19 岡崎研究所
米国内ではトランプの方が経済を良くする能力があると考えている人が多く、ハリスは経済政策面ではあまり期待できないとの言説があるが、トランプが再選された場合、経済面で起こり得る不都合は多く、経済的にはハリスの方が成果をあげるとみられている。
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2024/09/18 廣部 泉
米国テレビ界のアカデミー賞といわれるエミー賞で『SHOGUN 将軍』が18部門で受賞した。日本文化に敬意を払った本格的な作品が米国の視聴者にも受け入れられたとされるが、全米の人々に満遍なく観られているわけではなく、ここにも米国社会の分断が…
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2024/09/18 高崎順子
美食や芸術で知られるフランスには、実は日本文化の愛好家が多い。中でも、分厚いファン層を持つのは漫画で、日本に続く世界第2位の市場規模である。文化習俗も国民性もまったく異なるこの地で、漫画はどのように普及し、愛されてきたのだろう。
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2024/09/18 佐藤俊介
ウクライナ軍が越境攻撃を開始しても、プーチン大統領は外遊や国内の別地域を訪問するなど、平然とした態度を見せ続けている。ソ連時代を通じて初めて外国軍に領土を占領される失態でも、自国民の保護よりも前線を優先するという冷徹な戦略をとっている。
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2024/09/18 岡崎研究所
プーチン大統領はウクライナ侵略の開始以来、さまざまな形で核使用の威嚇を繰り返してきた。ウクライナはクルスク攻撃によって、ロシアのレッドラインを踏み越えたが、ロシアは核使用に至らなかった。それをどう見るべきだろうか。
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【連載第4回】『空爆と制裁』4章「狂気の皇帝 プーチン」本文公開
2024/09/17 黒川信雄プーチン氏がウクライナへの全面侵攻に踏み切った背景には、ウクライナ人とロシア人は民族として同じルーツを持ち、ロシアはそのウクライナを統治する権限を持つという、プーチン氏の極めて独善的な思想が背景にある。プーチンは何を考えているのか? 彼の…
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2024/09/17 岡崎研究所
米大統領候補のハリス氏がインタビューを避けてきている。米国社会の情報化の中でメディアと民主党の関係が変わってきたことにあるが、政治に当たっては、避けて通れず、慎重ながらも対応していく必要がある。
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2024/09/16 岡崎研究所
アフリカ諸国は、トルコ、ブラジル、ロシアなど「ミドルパワー」から求愛されている。これをアフリカの発展に活用できるかがカギとなりそうだが、債務問題と内戦等による人道的危機の問題が重大な制約となっていることを無視することはできない。
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『日本の対極にある国、フィリピン島巡り(続編)』第12回
2024/09/15 高野凌ドゥテルテ前大統領がIT化による行政サービス効率化を進め、2022年に就任したマルコス大統領も行政効率化を標榜している。その成果を肌身で実感した。
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2024/09/13 廣部 泉
今回のテレビ討論会では、トランプ候補に対してハリス候補が優勢との世論調査の結果が出ているが、ハリスは勝てるのだろうか。ハリスが大統領となれば、初のアフリカ系でありアジア系である女性大統領である。乗り越えなければならない壁は一つではない。
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2024/09/13 関口和一
100年ぶりにパリでオリンピックが開かれた翌9月初め、ドイツでは創設100年を祝う欧州最大の家電見本市「IFA」がベルリンで開かれた。長らく日本と韓国の家電メーカーがその主役を務めてきたが、コロナ禍が終わった今、見本市会場からは日本企業の…
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2024/09/13 小宮山功一朗
テレグラムの創業者が経由地として訪れたフランスの空港で、フランス当局によって逮捕された。近年、オンラインサービス事業者と民主主義国家との間の緊張が高まっており、インターネット上の情報の流れが転換期にあることを、改めて浮き彫りにしている。
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【連載第3回】『空爆と制裁』4章「狂気の皇帝 プーチン」本文公開
2024/09/13 黒川信雄ロシアを実質的に20年以上にわたり統治し続け、21世紀の現代において、さらなる領土拡張のためにウクライナに侵攻したプーチン大統領。国内の統治においても、時に自国民への弾圧も辞さないその強烈な手法は、一体どのようにして培われたのか。彼の人生…
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2024/09/13 岡崎研究所
タイのタクシン元首相の末娘のペートンタン氏が国首相になったが、現行の憲法体制でのタイの機能不全を示しており、「中進国の罠」に陥っているタイ経済を改善するために必要なアクションを取ることを妨げている。
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