WEDGE REPORT

2019年4月18日

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ファーストかビジネスクラスに乗りたい

 商社の出張では米国1泊3日とかの出張があるので、体のためビジネスクラスに搭乗できる。会社の出張で国際線のビジネスクラスの利用が多いと、無料でファーストクラスにアップグレードしてくれる経験を時々する。海外の航空会社の方が、日系の会社よりアップグレードのチャンスが高いように思うが、どの乗客をアップグレードするかは、一応搭乗頻度が高い乗客からだ。

 一応と言ったのは、現場の人の裁量で決まっていることもあるように思えるからだ。チェックイン・カウンターで責任者に良い印象を持ってもらえるとアップグレード対象になることがあるように思う。

 海外の航空会社のほうが、アップグレードの頻度が高いように思うのは、フライトの全席をクラスに関係なく埋めていることが時としてあるからだろう。以前米国の航空会社のフライトに搭乗した時に、アテンダント同士の話が聞こえてきたことがある。座席数と乗客数は合っているが、クラスが全くあっていないと話をしていた。

 どうやって搭乗客をさばくのかと思っていたら、やがて職員が乗って来て「こちらの席にお移りいただけませんか」とファーストクラスの搭乗券を見せてくれた。私が座っていたビジネスの席にはエコノミークラスから乗客が移ってきたが、満面の笑みだった。

 アップグレードになるのも、そのクラスでオーバーブッキングがあった時だから、運次第のところがある。チェックイン時に、「1人旅ですか?」と質問があれば、多分アップグレードされる。何人もで旅行している場合には1人だけアップグレードする訳にはいかないからだ。

 ちなみに英語では “Do you travel alone?”と訊かれます。初めてアップグレードされた時には、他の乗客と食事などの扱いが全く同じかどうか気になったが、同じです。なにも違うことはありません。堂々としていればいいです。ファーストだとキャビアは出てくるし高級ワインも幻のお酒も飲み放題ですが、気圧が低い機内では酔いは地上の数倍になるので気を付けないと。

 運が良くなくても、体調が悪ければアップグレード? されることがある。シドニー行きの夜行便で、エコノミークラスが満席でビジネスクラスに空席があったことがある。私の隣の席は空いていたのだが、アテンダントから「エコノミークラスで気分が悪くなった乗客がいるので、お隣を使わせて戴けますか」と訊かれた。もちろん異論はなかったが、やがて若い女性が移ってきて、席を倒して寝始めた。

 朝になり食事の時間に彼女は起きていたが、そのままの席で、気分が良くなったのかアテンダントに勧められ食事を取り、到着までビジネスクラスで過ごしていた。体調が悪い時には相談すれば、ビジネスクラスに移ることができるかもしれない。

  
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