「おんな」の佇まいを醸しだしていたからです。
「そうだよなぁ、いつまでも子どもと思っていても、もう6年生なんだからなぁ」と、不覚にも娘の成長に無頓着であった「おやじ性」を恥じました。
同時に「唯風子もこのひとことを発することに小さな心でどれだけ悩んでいたことだろうか」と、自分のいたらなさを悔いました。
風呂をでてからワイフにこのことを話しました。
「そりゃそうよ、私も『いつまでお父さんと入るのかな』と思っていたんだもん」
「いいチャンスだったのよ」と、にべもなく放ちました。
「いいチャンス」とは、出張で一週間ほど家を空けていたことです。その間に娘は決心していたんです。
今回の雪見露天風呂への二人っきりのちょいと旅で、私は唯風子ちゃんに20数年も前の当時のことを思い出して訊ねました。
「うん、けっこう悩んでたよね」と、唯風子ちゃん。
「やっぱりか」と、私は思いました。
で、「気づかなくてごめんね」と謝りました。
「ううん、子どもだったからさ」と、唯風子ちゃんはいってくれました。
わが子3人は、放課後は秋津小学校内に併設の学童保育所にお世話になったのですが、毎年夏休みはキャンプに行きました。その際の遊びゲームのお世話はボクがしました。右奥が39歳のボク。1992年夏
なんだか私は「ホッ」としました。
で、世の娘さんを持つお父さん諸君! お風呂に娘と入ること、いつまで可能なのかを心しておくことをおすすめしまする! うん!
てなことで、今回も期せずしてお風呂ネタになってしまいました、とさ!
で、おまけに唯風子ちゃんが子どものころの写真を一枚で~す!
では次回まで、アディオス! アミ~ゴ!
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