2022年8月15日(月)

田部康喜のTV読本

2022年6月6日

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田部康喜 (たべ・こうき)

コラムニスト

福島県会津若松市生まれ。幼少時代から大学卒業まで、仙台市で暮らす。朝日新聞記者、朝日ジャーナル編集部員、論説委員などを経て、ソフトバンク広報室長に就任。社内ベンチャーで電子配信会社を設立、取締役会長。2012年春に独立、シンクタンク代表。2015年10月から東日本国際大学客員教授として地域振興政策を研究、同大・地域振興戦略研究所副所長を兼務。

描き続けられ続ける不死鳥都市

 ミニドキュメンタリーの心地よい余韻は素晴らしいと思う。丸の内と日比谷の100年を3分間で観せる編集の手法も鮮やかである。

 東京2020の公式記録映画「東京2020オリンピック SIDE:A」(河瀬直美監督)を封切日の6月3日に観た。上空から撮影した巨大都市・東京の風景には、東京スカイツリーが突き出し、高層ビル群の映像がとらえられていた。これもまた、美しい。

 ミニドキュメンタリーが描き続けている、不死鳥都市である。映像の途中に、市川崑監督の記録映画に対するオマージュ(敬意)と思われる、太陽が映し出されるのが印象的だった。

 
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