以下のことを口にするのは礼儀正しいとは見なされず、もしかしたらそれが日米識者の親睦会「富士山会合」に筆者が決して招待されない理由なのかもしれない。だが、中国人民解放軍(PLA)がすぐそばで日本と米国の一挙一動を見守るなか、あえて言わせてもらおう。
実戦において自衛隊に
足りないもの
日本の自衛隊は本格的な敵を相手にする戦争を想定して構築・構成されておらず、実際の戦争をする能力を持たない。そして中国は手強い敵だ。
戦争をするためには、以下がいくつかの基本要件となる(ただし、これらがすべてではない)。そして日本はここでの基準を満たしていない。
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