2023年2月7日(火)

Wedge SPECIAL REPORT

2022年11月17日

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渡辺 努 (わたなべ・つとむ)

東京大学大学院経済学研究科 教授

1982年東京大学経済学部卒業、日本銀行入行。92年米ハーバード大学経済学博士。2011年より現職。15年に経済統計をリアルタイムで提供するベンチャー企業「ナウキャスト」を設立。近著に『物価とは何か』『世界インフレの謎』(ともに講談社)。

慢性デフレの日本に到来
欧米発・急性インフレの大波

 周知のとおり、現在、物価の動きは〝二極化〟が進んでいる。

 欧米ではインフレの収まる気配が見られない。8月の米国の消費者物価指数(CPI)は8.3%、ドイツは7.9%、英国は9.9%である。まさに、蚊柱が不安定に動いているような状態で、各国はインフレ抑制のために金融引き締めを強めている。

 一方、日本の置かれた状況は大きく異なる。

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Wedge 2022年11月号より
価値を売る経営で 安いニッポンから抜け出せ
価値を売る経営で 安いニッポンから抜け出せ

バブル崩壊以降、日本の物価と賃金は低迷し続けている。この間、企業は“安値競争”を繰り広げ、「良いものを安く売る」努力に傾倒した。しかし、安易な価格競争は誰も幸せにしない。価値あるものには適正な値決めが必要だ。お茶の間にも浸透した“安いニッポン”─。脱却のヒントを“価値を生み出す現場”から探ろう。


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