2024年4月17日(水)

2024年米大統領選挙への道

2022年11月14日

「3勝3敗」それとも「2勝4敗」

 トランプ前大統領は東部ペンシルべニア州、中西部オハイオ州、南部ノースカロライナ州、ジョージア州、西部アリゾナ州およびネバダ州の激戦6州にMAGA候補を立てた。しかし、11月12日時点で、トランプ氏の勝敗は2勝3敗である。

 仮にトランプ前大統領が再出馬を表明すれば、ジョージア州で12月6日に行われる上院選の決戦投票で、共和党が敗れる可能性が高まる。民主党は上院で51議席を獲得する公算が出てくる。トランプ氏が、無党派層や若者を投票所に向かわせるモチベーターになってしまうからだ。米紙ワシントン・ポストによれば、民主党の上院選挙委員会は決戦投票に向けて、戸別訪問を含めた地上戦に700万ドル(約9億7000万円)を費やす。

 トランプ氏が推薦した元アメリカンフットボール選手のハーシェル・ウォーカー候補が勝っても、激戦6州の勝敗は3勝3敗である。逆にウォーカー候補が敗れれば、2勝4敗になる。

 トランプ前大統領がどちらの成績を残しても、次の米大統領選挙でライバルになる可能性が高いと報じられている南部フロリダ州のロン・デサンティス知事は、勝敗の結果に同前大統領の「弱さ」を見るだろう。


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