2023年6月1日(木)

新しい原点回帰

2023年5月6日

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磯山友幸 (いそやま・ともゆき)

ジャーナリスト

千葉商科大学教授(4月から)。1987年日本経済新聞社に入社。フランクフルト支局長、「日経ビジネス」副編集長などを務め、11年に独立。著書に『2022年、働き方はこうなる』(PHPビジネス新書)など。

 東京・伊勢丹新宿店の地下食料品売り場の洋菓子コーナーといえば、その時々の最もお洒落で最も美味しい「最先端」の高級ブランドが店を並べる。
 そんな激戦区に2つの違ったブランドの店を、老舗の洋菓子店が出している。『Fika(フィーカ)』と『POMOLOGY(ポモロジー)』というブランドだ。

ロイスダール中野本店

伊勢丹限定のオリジナルブランド

『フィーカ』は北欧菓子専門ブランドで、「北欧のお菓子×北欧デザイン×手土産」をコンセプトにしている。2013年の立ち上げ以来、シンプルな味わいの北欧菓子と、ポップなデザインパッケージが若い女性に人気を集めている。 

 もうひとつの『ポモロジー』は「フルーツは都会の自然」をコンセプトに、フルーツをたっぷり使ったお菓子ブランドとしてスタート。焼き菓子や生ケーキも揃え、果物の美しさを丁寧に描いたパッケージを採用した。新型コロナウイルスの流行が真っ盛りだった20年に立ち上げたが、固定ファンの支持を得てきた。

 いずれも伊勢丹の商品開発チームと洋菓子の老舗「メトロ製菓」がコンセプトからしっかりと詰め、生み出した伊勢丹限定オリジナルのニューブランドである。

東京・伊勢丹新宿店の地下食料品売り場の洋菓子コーナーで販売する『POMOLOGY(ポモロジー)』(写真・伊勢丹)

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