ちなみに私は、五味太郎さんの絵本『みんなうんち』(福音館書店)にヒントを得て、「みんなうんちイス」をつくりました。「一人ひとりは違っているけれど、同じ面もある」「その同じ面を大切にしながら、違いも認めあおうよ!」の想いを込めました。
これがなかなか好評で、子どもたちは「うんちイスだ!」とひやかしながらも、よろこんでくれました。
さらに、一人ひとりの名前を記した感謝状ももらい、感激の式が終わりました。
その後は真新しい「ごろごろとしょしつ」で、卒業する6年生全員にお母さんたちの文庫グループによる小学校最後の学校おはなし会を催して、小学校生活の良き思い出になるようなこけら落しをしました。
朝まで続く「ごろとしょ」完成大慰労会
「さー、完成だ! 引き渡しも終わった! 盛大に慰労しよう!」との合図で、40~50人ほどの「慰労したい、されたい」お父さん・お母さんで埋め尽くされた「ごろごろとしょしつ」は、夕方から「座敷酒場」に大ヘンシ~ン! お待ちかねの、秋津名物ノリノリ団の登場で~す!
校長さんは、得意のカラオケ(だれじゃぁ、カラオケまで学校に持ってきたのは!)でのどを鳴らします。ついでに、マイクをそのまま持っててもらい「感謝状の贈呈式」を再度「挙行」してもらいます。
朝の体育館での行事では、アレが入っていないために「借りてきた猫」のようにおとなしかったお父さんたちは、いよいよエンジン全開です。
感謝状 ○○殿 あなたは低学年図書室の改修に際し、休日を返上して長期間にわたり作業に携わり、その頭脳と腕を駆使し、子ども達が思わず本の国へ誘いこまれるような、すばらしい図書室の完成へと導いて下さいました。
きっと、このすばらしい部屋で子ども達は、思いっきり本に親しむことと思います。
ここにその業績を讃え、感謝状を贈ります。
平成7年3月4日 習志野市立秋津小学校長 石橋征次 習志野市立秋津小学校児童会長 杉山篤史
てなぐあいです。
以下、アレが入って気持ちがのってきて出たがりやにヘンシ~ンしたノリノリ父さんが、「俺も、俺も」と次から次に続き、大慰労宴会(?)は朝まで繰り広げられていくのでした。