カマラ・ハリス米副大統領は23日、11月の大統領選挙の民主党大統領候補に指名されるのに必要な党代議員の過半数の支持を確保したと報じられてから初めてとなる演説を行った。
ハリス氏は激戦州のウィスコンシン州での集会で、ジョー・バイデン大統領のもとで副大統領を務められたのは「人生最大の栄誉の一つ」だと、バイデン氏への敬意を表した。
ハリス氏はまた、民主党を結束させるとも誓った。
一方で、共和党の大統領候補ドナルド・トランプ前大統領については、不倫の「口止め料」をめぐり業務記録を改ざんした34件の詐欺罪で有罪評決を受けたことや、民事訴訟で性的暴行が認定されたことなどを非難した。
