2025年1月1日(水)

オトナの教養 週末の一冊

2024年12月29日

第7位 京都古社に隠された歴史の謎

 「平安京以前の京都には何があったのか?」。5世紀には京都盆地に渡来人が移り住み、有力氏族による土地の開発が行われており、それら氏族にまつわる神社は遷都以前から多数存在しています。京都通も知らない京都の古社と歴史の深層を探るユニークな1冊です。

第6位 はじめまして、経済学

 日常的な遣り繰りから日本のお財布事情まで、“おカネに関する困りごと”をテーマに解説した経済学の入門書です。なにかとおカネの出入りが激しい年末年始ですが、「経済学的な視点」に立つと、どのような問題が見えてくるでしょうか?

第5位 超約版 論語と算盤

超約版 論語と算盤
渋沢 栄一:原作 ,渋澤 健:監訳
1,100円(税込み)

 新1万円札の肖像になった日本資本主義の父・渋沢栄一。その清心の経営哲学にして、至誠の人生訓ともいえるのが『論語と算盤』です。激動の時代を生きた渋沢が到達した知恵のエッセンスが、読みやすい現代語スタイルで蘇ります。年末年始にこそ通読したい古典です。

第4位 新領域安全保障

 日本でも「能動的サイバー防御」の法整備の検討が進むなど、今や安全保障の最前線はインターネットやドローンといった「新領域」にあります。しかしその戦場の変化に、日本の法律面での議論はまだまだ追いつけていません。安全保障環境が依然として厳しさを増す2025年を迎えるにあたり、有識者・自衛隊OBによる最先端の「新領域安全保障」に触れてみるのはいかがでしょうか。


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