2025年12月7日(日)

モノ語り。

2025年12月7日

 2008年の秋のことです。JR東海の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンで、京都大原が紹介されていたことに誘われて、三千院に行きました。その参道で出会って以来、大ファンになったお店があります。

味工房志野・三千院参道店 ぴり辛のごまだれ()

 今回紹介させていただく「味工房志野」さんは、ぽん酢、ドレッシング、各種タレを製造販売しています。出汁の研究をライフワークとしている私にとって、ぽん酢などは自分でつくることが当たり前でしたが、ここのぽん酢に出会ってから、その必要がなくなりました。12月7日まで開催される「三千院 もみじ祭」の初日である10月28日、三千院参道沿いの三千院参道店で広報担当の宮本津由さんにお話をお聞きしました。

 「私は5年前に旅行代理店から転職してきました。弊社の社長・辻美正は、大原の観光保勝会の会長をしており、前職時代からお世話になっていましたが、縁あってこちらで働かせていただくことになりました」

 お店で話を聞いていると、ひっきりなしに外国人観光客がやってきます。

 宮本さんは流暢な英語で商品の説明をします。「本当は中国語も覚えたほうがいいんですけどね」とも。それくらい外国人が多いのです。もちろん、日本人の方もいます。関東から来たという男性は「妻に頼まれましてね。ここでしか買えないから」と、ぽん酢を買って行かれました。

 さて、今回紹介するのは、「なんにでもかけたくなる うまいごまだれ」です。


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