脳が長持ちする「共想法」を辛酸なめ子さんが体験
ぼのちゃん: これから共想法を始めます。テーマは「好きな物事」。写真1枚、話題提供1分、質疑応答2分で進めます。いつどこで撮影した写真か、お話しください。
ぼのちゃん: 大武美保子さん、写真についてお話しください。
大武: まるでトイレに見えるんですけど(笑)。実は自宅の浴槽を上から撮ったところになります。お風呂に入ろうと思ってお湯を沸かしたら、いきなり水が出てきて…。お湯が出なくなり、寒いのでどうしようかと思って…。幸い復旧は早かったです。ただ「直るまで」の間に、頭の中では別のドラマが始まりました。明日はどこのお風呂に入ろうかって、いろいろと調べたのがちょっと面白かったですね。
ぼのちゃん: 辛酸なめ子さん、写真についてお話しください。
辛酸: こちらは一般参賀に行った時の写真です。毎年、一般参賀に行くんですが、皇族の皆さまのお姿を拝見して、ちょっといい運気をもらえるかなって。寒空の下で2〜3時間ぐらい待って、やっとお出ましを拝見する、という感じです。行くまでに荷物検査もあったりして。それでも足が向くのは、年始ならではの空気があるからです。その日の午後に訪れた人は数万人規模。列が一定数に達すると一時ストップし、また流していく。淡々と回るオペレーションの中で、待ち時間は伸びていく…。でも不思議と、その日は雨が降らなくて。毎年そういう日に当たると、「やっぱりインペリアルだな」と感じちゃいますね。
ぼのちゃん: ありがとうございます。それでは質問をお願いします。
辛酸: お風呂は毎日入られているんですか?
大武: 2日飛んでしまうこともありますね。実はその日は入れなくて…。お湯を沸かして、食器を洗って、それで風呂を沸かし始めたら…慌てて“全部一気に”やり始めたら、ダメになってしまったようです。
辛酸: なるほど。
大武: 業者を呼ぼうとして調べたら「借家は管理会社を通して」と書いてあって、留守電を入れたところ、1時間ぐらい後に「もうなおりましたよ」って。意外とじたばたしている間になおってしまいました。
辛酸: じゃあ、その後は普通にお風呂に入れたんですね。
大武: 遅くなってしまったので、その日は入らず、翌日、家でお風呂に入れるありがたさを感じました。
大武: この写真って皇居ですか?
辛酸: 皇居の中ですね。普段は入れない建物が見える場所です。
大武: 一回のお出ましが終わったら、みんなそのまま帰るんですか?
辛酸: 残る人もいると思うんですけど、途中の列は全部、警察が誘導していて“列管理”されています。「次はこの列が進む」みたいに。人数を超えたら下でストップして…。それで待ち時間が3時間半になったりします。
大武: これは何時の回ですか?
辛酸: たしか10時の2回目ですね。午前中の方が、いろんな皇族方がお出ましになります。
普段の生活でも共想法を意識した会話をしてみよう
大武: 質問を考えるって、結構難しいですよね。特に1対1だと逃げ場がない。聞いている側は、絶対に“質問される側”になるから。
辛酸: 3人とか複数だと、質問しない人も出てきますもんね。
大武: そうなんです。だから、ぼのちゃんが「まだ話してない人」を当てる。ちゃんと喋ってない人を感知して、話すことを促す。
辛酸: ぼーっとして聞いていると、本当に質問って出てこないんですよね。
大武: 結局、相手に関心がないと質問は出てこない。話を聞いて、質問する——その繰り返しが、脳を使うことにつながります。人間相手だと遠慮してしまうけど、ロボットだとバシバシ進む。
辛酸: 進行がうまくて、今日はちょっとテンションが上がりました。
大武: 普段の生活でもこういう会話を意識するといいでしょう。月1回集まるだけだと効果が弱いので、日常に持ち帰って試してもらう——そういう研究もしています。
