まず、市区町村別の投票率をみると、23区の東側と中央部、多摩地方の中央部で相対的に低くなっていることが分かる。
さらに、市区町村別の高齢化率をみると、多摩地方等で高齢化が進行していることが分かる。
図3と図6を比べてみると、小池候補は広範な年齢層から支持を集めていたことが確認できる。
本題に戻ると、図5と図6を見比べても、投票率と高齢化率の関係がいまひとつわかりにくいので、図7では、市区町村別男女別高齢化率と市区町村別男女別投票率を同一グラフ上にプロットしたうえで、傾向線を求めてみた。
図7によると、今回の東京都知事選においても高齢化率が高いほど投票率が高いことが確認できる。