2024年7月13日(土)

古希バックパッカー海外放浪記

2017年3月5日

ベストカップル、アキナとユウサク

 12月某日、パガンで私は地元の店で生ビールを飲みながら夕陽を眺めていた。そのとき、なにか素敵な感じの東洋系カップルが通り掛かった。二人とも日本人離れしたアジアン・テーストのファッションで男子は長髪に髭面、女子は素敵な民族衣装を着こなしていた。

友作野菜は無農薬、無化学肥料、無除草剤で育って毎朝新鮮とれたて

 二人は私に気づかずに通り過ぎて見えなくなってしまった。なにか素晴らしく大事なものを見逃してしまったという後悔が残った。

 生ビールを飲み干してから町をぶらぶら歩いているとなんと先ほどのカップルが正面から歩いてきたではないか。これは天恵とばかりにコンニチワと声を掛けた。果たして彼らは日本人であった。話してみたら印象通りの素敵なカップルであり、私は滅茶苦茶嬉しくなって無理やり二人を引き留めて近くの露店にて冷たいものを飲むことにした。

 彼らは熊本からきたカップルであった。お二人は既に結婚していて奥さんのお腹には赤ちゃんが宿っているという。熊本で農業をしているのでなかなか休みが取れないが、赤ちゃんが生まれる前に思い切って新婚旅行ということでやっとミャンマー旅行を実現したとのこと。

 熊本が二人の出身地かと思いきや案に反して新郎ユウサクは大阪、新婦アキナは岐阜の出身であり、有機農業をやるために熊本に移住してきたという。周囲には同じような県外からの移住者が多いようだ。

 偶然は重なるもので7カ月後の2016年7月に北インドのリシケシのレストランで熊本で農業をしているというイサムさん夫婦に出会った。なんとイサムさん夫婦はアキナとユウサクのご近所さんでお友達であったのだ。

幸せ一家の『友作農園』

 アドレスを交換したので二人のその後を楽しくフェイスブックでフォローしている。2015年春に長男坊誕生。元気な赤ちゃんが畑やイベントの写真に登場して見るたびに成長している。自分の孫の成長を見るように嬉しい。畑の収穫野菜やイベントの写真も四季折々楽しめる。
熊本地震にも負けず一家三人で幸せに暮らしている様子を見ると自然と心が和んでしまう。フェイスブックのお陰で折に触れて幸せのお裾分けを頂いている次第だ。

 友作農園は採れたて野菜の発送、季節ごとのイベント、有機農業体験ツアーなどもやっている。ご興味のある方はぜひフェイスブック・アドレス『https://www.facebook.com/友作農園 友作野菜』で幸せ一家の友作農園をチェックしてみてください。

幸せ一家の近況

 この原稿を書くために連絡を取ったところ現在(2016年12月時点)一家三人でスリランカに滞在してエココミュニティーで農業のお手伝いをしたりエコファームを見学しているという。どんどん素晴らしい世界が広がっているようだ。

(完)

  
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