で、あやのは看護師志望とのこと。
「そんならさぁ、ユーくんが要介護者になったら面倒見てよ!」と、私はいいました。
「うん、いいよ! その前に看護師にならなきゃね!」と、あやのは笑顔で返してくれました。
卒業生が母校に足を運ぶのは、一般には恩師がいる間に限られるようです。
しかし、あやのの突然の来訪から、私は思いました。
「あやのにとっては、卒業してもここは『心の居場所』なんだろうなぁ」と。
そして、「おじさんらは、『人的ふるさと』なのかもしれないなぁ」とも感じました。
ふるさと観は、風光明媚な自然だけではなく、「あんなおじちゃん、こんなおばちゃんって懐かしいなぁ」なんて、青年になり意識するような「人的ふるさと」もあるのではないか、と、感じています。
てなことで、では次回まで、アディオス! アミ~ゴ!
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