2024年11月24日(日)

進化する「食」

2017年6月20日

おつまみのエネルギー比べ

【おすすめメニュー エネルギー量 脂質】

焼き鳥1本 88kcal 5.7g  
冷ややっこ1/3丁分 78kcal 4.2g  
お茶漬け 200kcal 0.4g  
焼きおにぎり1個分 173kcal 0.3g  
枝豆15さや 34kcal 1.5g  
まぐろ刺身3切れ 95kcal 1.2g  

【控えめメニュー エネルギー量 脂質】

唐揚げ3切れ 267 kcal 19.2g
揚げ出し豆腐1/3丁 165kcal 10.2g
ポテトコロッケ1個 185kcal 11.5g
チャーシューメン1人分 507kcal 7.7g
ポテトのチーズ焼き1人分 283kcal 14.6g
いかリングフライ1人分 201kcal 11.8g

肝臓にもちょっとした気配りを

 ダイエットとは直接関係がないのですが、気をつけていただきたいことがあります。それは、エネルギー量もさることながら、肝臓をいたわるおつまみ選びにも気をつけたいということです。

 お酒を飲むと肝臓はアルコールを分解するのにフル回転ですから、おつまみには肝臓に負担をかけないという意味から、タンパク質やビタミン、ミネラルの多いものを選んでください。季節によりますが、湯豆腐、だし巻き卵、枝豆、野菜サラダ、刺身、焼き鳥などがおすすめです。

 お酒を飲みすぎると肝臓が疲れてしまい、脂肪肝になったり、それが進行して肝炎になったり膵炎、食道がんなどのリスクを高め、さまざまな疾患の原因となる可能性が高まります。

 お酒に含まれるアルコールは、胃から20%、小腸から80%が吸収されたのち、その大部分は肝臓で分解されます。アルコールを大量に飲み続けると、中性脂肪が多く合成されることになり、肝臓に脂肪が蓄積されてしまいます。これが脂肪肝の始まりです。肝臓は沈黙の臓器と言われているように、気づかないうちにダメージを受けています。お酒を飲むときもできるだけ負担の少ないものにしましょう。

飲みに行く日の昼食は控えめに

 「今日は飲みに行こう」と決まったら、その日の昼食は控えめにしてエネルギー量を調節しておきたいものです。

 飲み会前後での微調整はとても大切です。飲みすぎ・食べ過ぎの翌日のお昼はざるそば、といった具合に、エネルギー量を減らすようにします。

 エネルギー量は、1日単位で気をつけることも大切ですが、それを気にしすぎると逆にストレスになってしまいます。1週間くらいのスパンでエネルギー量を調節し、楽しむときは楽しんでストレス解消をしたほうがダイエットは長続きします。

(編集・鮎川京子)

  
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