「野球の才能は小学生でわかる」選抜で活躍する「…

現在甲子園で開催中の選抜高校野球。「スーパー中学生」と呼ばれた選手たちが出場している。野球選手の才能は、小学生のときのほうがよりわかりやすいのだという。

大物ルーキー開幕二軍スタートに思う

プロ野球は先週末から、一軍よりも一足先に二軍のイースタン、ウエスタン・リーグが開幕した。日本ハム・清宮幸太郎、ロッテ・安田尚憲、広島・中村奨成らキャンプやオープン戦までは騒がれていた今年のゴールデンルーキーたちも、１年目のシーズンの大半は…

プロ野球ラジオ実況中継アナウンサーがいなくなる日

テレビのナイター中継が夜９時前までで打ち切りになっていた昭和40～50年代、私たちはかじりつくようにラジオの中継に聴き入った。そんな子供たちの一部が「野球中継はテレビよりもラジオのほうが面白い。中身が詳しく、聴き応えも違う」と感じるように…

ボクシングは終わったのか？

こんなことをやっていたら、ボクシングはスポーツとして終わってしまう。いや、実はとっくの昔に終わっているのかもしれない。改めてそう痛感させられたのが、１日に前WBCバンタム級王者・山中慎介が２回TKO負けを喫したタイトルマッチである。

広島vsヤクルト、「地方の大企業」と「都会の中…

今年、広島のキャンプで張り切っていたのが、新たにメーンの一軍打撃担当に昇格した東出輝裕コーチである。宮崎・日南、沖縄・コザで行われたキャンプでは、前任者の石井琢朗打撃コーチが考案した練習方法を踏襲、グラウンド全体を目一杯使って11カ所同時…

松坂世代の往生際はいかに？

松坂大輔が入団したおかげで、中日の北谷キャンプが近来にない活況を呈している。閑古鳥が鳴いていた球場のスタンドに連日大勢のファンが詰めかけ、例年を上回る数の報道陣が集結。

相撲協会は西武球団を見習え

相撲協会はこういう姿勢を見習うべきではないか。プロ野球キャンプたけなわの６日、西武が投手・今井達也（19歳）が未成年にもかかわらず、１月下旬に所沢市内で喫煙していたことを公表。４月末までユニフォームを着用させず、対外試合出場を停止する処分…

ソフトバンク、巨人、育成ドラ出身の注目選手

プロ野球のキャンプ取材、今年はまず宮崎のソフトバンクに足を運んでみた。去年までのこの時期、担当記者の注目を一身に集めていた松坂大輔は中日に移籍。昨年のドラフト１位だった田中正義のような大物新人も不在で、一見静かなスタートとなっている。

「栃ノ心優勝」を喜ぶ前に必要な相撲界の大手術

手塩にかけて育て上げた春日野親方が感涙にむせんでいたのも無理はない。が、愛弟子がこれほど感動的な優勝を飾ったいまだからこそ、一般社会に対してはっきり説明しておかなければならないことが、この親方にはあるはずだ。

野球をつまらなくする規則の“グローバルスタンダ…

今シーズンからまた野球のルールが大きく変わる。「申告敬遠」の導入と、「２段モーション」を反則としないことだ。

新人合同自主トレで感じた〝猛練習時代〟の終わり

健康とはすべての源である。野球について書く私のようなライターはもちろん、野球をやる選手たちにとってはなおさらだ。そんな健康の大切さを改めて教えられたと思ったのが、今月９日、自主トレの初日に日本ハムの栗山英樹監督が清宮幸太郎（早実）ら今年の…

白鵬の横綱論

私が初めて白鵬にインタビューしたのは、横綱昇進から２年しかたっていない2009年６月のある日だった。当時、まだ24歳だった白鵬の印象を一言で表すとすれば、「好青年」に尽きる。

白熱の台湾ウインターリーグ

台湾へウインターリーグの取材に行ってきた。主催は中華職業棒球大聯盟（CPBL）で、台湾の政府当局が協力しており、現地ではテレビで生中継されている本格的な大会だ。

白鵬と貴乃花に見る「相撲観」の違い

白鵬の相撲観が日本人とは明らかなズレがある、と感じたのも事実。その最たる例が、立ち合いに張り差しを多用していることだ。横綱が下位の力士にこんな取り口をするべきではないと、以前はファンだけでなく協会内部の親方衆からもよく批判されていた。

貴乃花の〝孤立主義〟ならぬ〝ガチンコ主義〟

大相撲の日馬富士暴行問題で、その是非や真相はともかく、改めて感心させられたことがひとつある。日馬富士に殴られた貴ノ岩の親方・貴乃花の頑ななまでに他者を寄せつけない〝孤立主義〟、と言って聞こえが悪ければ徹底した〝ガチンコ主義〟だ。

「新リプレー検証」導入と同時に知ってほしい審判…

今月13日の日本野球機構（NPB）の実行委員会で、「監督が審判の判定に異議がある場合、ビデオ映像によるリプレー検証を求めることができる」という新ルールが正式に決定したのだ。

記憶に残るDeNA浜口遙大の投球

日本シリーズにおける横浜DeNAベイスターズの健闘ぶりは繰り返し語られることだろう。とくに０勝３敗の崖っぷちで迎えた11月1日の第４戦、ドラフト２位新人の浜口遙大が、豪打のソフトバンク打線を無失点に抑えた力投はいまだ記憶に新しい。

ラミレスのクールな「監督力」で来年こそDeNA…

OB評論家やマスコミとの間に絶妙の距離感を築いて、強いベイスターズを作り上げた。来年は1998年以来、20年ぶりのリーグ優勝もあるかもしれない。

クライマックスシリーズを止められない理由

DeNAがCSで広島を破ったとはいえ、143試合も戦ったレギュラーシーズンではその広島に14・５ゲーム差も突き放されていた。全国区の人気を誇るカープファンや一部マスコミの批判もあり、改めてポストシーズンゲームのあり方が論議されることになっ…

ソフトバンク内川が多種のバットを持つワケ

「パ・リーグではソフトバンクの４番・内川聖一がもっと活躍しますよ。彼が打てばホークスも勢いが出てくるでしょう」。今年のプロ野球クライマックスシリーズ（CS）、私の予想が物の見事に（？）的中した。