チャイナ・ウォッチャーの視点
めまぐるしい変貌を遂げる中国。日々さまざまなニュースが飛び込んできますが、そのニュースをどう捉え、どう見ておくべきかを、新進気鋭のジャーナリストや研究者がリアルタイムで提示します。政治・経済・軍事・社会問題・文化などあらゆる視点から、リレー形式で展開する中国時評です。(画像:Thinkstock)
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2018/01/08 高田勝巳復旦大学経済学院石経済研究所所長である華民教授の中国のマクロ経済についてのレクチャーを拝聴したが、興味深い内容が多かったので皆さんに紹介いたしたい。
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2017/12/20 岡本隆司京都の清水寺では、毎年恒例の行事「今年の漢字」の発表があった。今年は「北」である。どうやら北朝鮮の脅威・危機が主な理由らしい。今年の日本人にとって「北」の問題がいかに重大だったかを示して余りある。けれども「北」ばかりでよいのか。へそ曲がり…
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2017/11/06 小原凡司第一期習近平政権の5年間は、党の権威を高めるために、これまで放任してきた政治、経済、社会をそれぞれに締め上げてきた。管理して成功してこそ、共産党統治の正統性と正当性が確保される。19大では、党の権威をさらに高めることが決まったに過ぎない。
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2017/10/31 西本紫乃中国では重苦しい政治の空気の中で、各々が保身のため、出世のため、暮らしていくため自分の目的に合わせて政治を利用している。習近平主席がまわす大きな政治の歯車は、国民の声や国際社会の評価によって軌道修正されることなく、この先も加速しながら回っ…
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2017/09/04 小原凡司北朝鮮との間の緊張がエスカレートし、米国が軍事プレゼンスを高めるにつれて、中国は軍事的ゲームにおいても存在感を示すために自らの軍事プレゼンスを誇示しなければならなくなっている。
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大国間のゲームルールを変えたトランプ
2017/04/10 小原凡司米国によるシリアへのミサイル攻撃。中国側が受けた衝撃は大きかっただろう。それは、「大国間のゲームのルールが変わった」ということを示したからである。
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2017/03/29 高田勝巳「汚職は中国経済の原動力である」(北京大学王建国教授)。『中国経済の基本構造とその本質が分かる20分のビデオ』。先月いつも中国経済について意見交換する中国のエコノミストからWeChatで20分の講演ビデオが送られてきた。
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2017/01/17 西本紫乃昨年12月、大雪に見舞われた新千歳空港で航空便の欠航が相次ぎ、多くの人が空港内に足止めされた。その中で起きた、「暴れる」中国人にまつわるニュースが話題となったが…
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2017/01/14 高田勝巳これまでの世界の常識とか基準から言えば、「かけなられている」「ありえない」と思える。これは、日本人よりは、中国人のほうがより得意である分野でもあると思う。
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2016/12/23 西本紫乃筆者が一年ぶりに訪れた中国。北京で見たいくつかの変化から、中国の今の国家と国民の関係の微妙な変化をうかがうことができる。
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2016/12/15 石 平ドナルド・トランプ氏が次期米大統領に当選して以来、彼のとった最も衝撃的な行動の一つは、12月2日に台湾の蔡英文総統と電話会談したことである。
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2016/11/30 小原凡司11月1日、広東省珠海市で開催された「国際航空宇宙博覧会」で、ひときわ外国メディアの目を引く航空機が公開された。中国人民解放軍空軍に配備が予定されているJ-20戦闘機である。
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『新・中華街 世界各地で〈華人社会〉は変貌する』著者インタビュー
2016/11/25 高口康太「こんなにまずい中華料理屋がこの地球上に存在するのか!?」。横浜中華街でふらりと立ち寄ったお店で筆者が抱いた感想だ。
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2016/11/22 富坂 聰アメリカで豊かさからこぼれ落ちた層の人々がトランプを押し上げて話題になったが、中国ではそもそも豊かになれなかった人が少なくない。そこで習近平がとった戦略とは……。
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2016/11/11 西本紫乃中国の論客の一人、王冲氏は以前テレビの討論番組で「ヒラリー候補勝利」を宣言し、「もし負けたら、裸で北京の街中を走る」を公約してしまっているとのことだ。
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2016/11/02 石平先月27日、6中全会が恒例のコミュニケを採択して閉幕した。習近平を「党中央の核心」の指導者と位置づけことで、習氏への権力集中が一段と進んだのではとの観測が国内外で広がったが…
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2016/10/08 高田勝巳彼らは中国の茅台酒で有名な貴州の貴陽で働く30代と40代の証券マン、奥様たちもそれぞれ証券会社と銀行で働く金融関係のエリート家族であった。
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