チャイナ・ウォッチャーの視点
めまぐるしい変貌を遂げる中国。日々さまざまなニュースが飛び込んできますが、そのニュースをどう捉え、どう見ておくべきかを、新進気鋭のジャーナリストや研究者がリアルタイムで提示します。政治・経済・軍事・社会問題・文化などあらゆる視点から、リレー形式で展開する中国時評です。(画像:Thinkstock)
-
2016/11/02 石平
先月27日、6中全会が恒例のコミュニケを採択して閉幕した。習近平を「党中央の核心」の指導者と位置づけことで、習氏への権力集中が一段と進んだのではとの観測が国内外で広がったが…
-
2016/10/08 高田勝巳
彼らは中国の茅台酒で有名な貴州の貴陽で働く30代と40代の証券マン、奥様たちもそれぞれ証券会社と銀行で働く金融関係のエリート家族であった。
-
米国大統領選挙を中国人はどう見ているか
2016/10/05 西本紫乃米国大統領選挙は、中国にとっても今後の外交を左右する重要な分かれ道だ。経済、ビジネスにとっても無関係ではない。それだけに、両候補の発言や支持率の推移は中国でも逐一報道されている。
-
海軍合同演習から考える
2016/09/27 小原凡司9月12日から19日の間、南シナ海において中ロ海軍合同演習が実施された。「海上連合」と呼ばれるこの合同演習は2012年から毎年行われているが、南シナ海で実施されたのは初めてだ。
-
就任3年半で初来日、対日強硬派は東京で何を語ったか
2016/08/30 城山英巳「豹変」の裏には、習近平政権の「外交失点」に伴い国際的孤立がこのまま続けば、杭州G20(20カ国・地域)に影響を及ぼしかねない、という危機感があった。
-
「対日友好姿勢」の真意
2016/08/26 石 平23日、24日に開かれた日中韓外相会談において、中国の王毅外相は精力的な対日外交を展開し、意外なほど「柔軟な対日姿勢」を示した。その背景にあるのは…
-
2016/08/12 小原凡司
日本と中国は、双方とも「相手が自分をけん制している」と考えている。そして中国は、中国に対するけん制など効かないということを実力で証明しようとしているのだ。
-
改革派中国誌が選んだ「玉砕」という道
2016/07/28 城山英巳中国で体制内改革派の言論の砦として影響力を誇った月刊誌「炎黄春秋」が停刊となった。改革派知識人たちが「一つの時代の終わり」をどう迎え、独裁を強める権力とどう立ち向かっていくのか。
-
南シナ海仲裁判決を絶対受け入れない習近平の危機感
2016/07/16 城山英巳中国は圧力が加えられれば意固地になり、独自の道を歩む。習近平指導部は、伝統的な「統一戦線」と「持久戦」で危機を乗り切る戦略を展開する。
-
「アメリカ黒幕説」を展開する理由
2016/07/14 石 平仲裁裁判所の裁定の内容は、事前に中国側も察知していたものの、その衝撃はやはり大きかったようだ。中国政府やメディアは、総力をあげて猛反発している。
-
その「瓦解」が中国共産党体制の危機を決定的にする
2016/06/29 城山英巳「一国二制度」の下で司法の独立や言論の自由が保障された香港でも、「人が消える」事件が社会を震撼させている。
-
中国の起業家たちを感動させた中村修二博士の至極の言葉
2016/06/28 高田勝巳いかに革新的な研究開発を行うか、産業の高度化が求められる中国において、何が大事で必要なのかを議論した。
-
2016/06/27 小原凡司
東南シナ海における中国の活発な動きは、活動のごく一部に過ぎない。米国の「裏庭」では史上最大規模の運河が築かれようとしている。
-
-
2016/06/01 石 平
伊勢志摩サミットの首脳宣言に対して、中国は自ら名乗り出るがごとく猛反発した。国際社会から孤立する中国が狙う、起死回生のチャンスとは…
-
2016/05/30 西本紫乃
「力のあるリーダーのいうことがすべて」という中国の価値観と世界とのズレが、中国の国際社会における立場を気まずいものにしている。
-
某日系アパレルメーカーとH&Mの違い
2016/05/16 高田勝巳リスクを全てサプライヤーに押し付けて、自分は一切リスクを取らない経営姿勢にこのまま付き合っても将来はない……。問われる日系企業の姿勢。
-
売り手と買い手の認識のギャップ
2016/05/11 高田勝巳不動産価格の上昇局面で、シンガポール、香港の投資家は売り逃げたという。一方で、上海の投資家はまだまだ強気である。
-
-
2016/04/01 高田勝巳
中国でも自動車配車サービス、Uberは使われているが、その一方で取り締まりも行われている。Uberを日中で使用してみて浮き彫りになった両国の違いとは。
|
|