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2018/11/05 岡崎研究所台湾の蔡英文総統は、中華民国建国記念日の演説で中国に対する強硬な姿勢を示した。対中関係では慎重だった蔡総統だが、最近の米中関係や地方選挙を控えて、その立場を鮮明なものにし、米、日、欧との連帯を強める方向に舵を切ったということだろう。
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2018/11/03 佐々木伸反政府サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の殺害事件で、同氏の遺体がサウジから派遣された暗殺チームによって強い酸系の薬品で溶解処理されていた疑いが浮上した。事件の謎の1つは遺体がどこにあるのか分かっていない点だ。事件は一段と陰惨な様相…
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2018/11/03 高田勝巳先月の安倍晋三首相訪中時に40年間続いた対中ODAが終了する旨安倍首相から伝達し、これに関し、中国のメディアでも色々な意見が述べられた。
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2018/11/02 斎藤 彰6日投開票が行われる今年の米中間選挙は、例年と異なり、トランプ氏が大統領としてふさわしいかどうかを問うレファレンダム(国民投票)の様相を呈してきた。とくに民主党の優勢が伝えられる下院選挙と州知事選の結果次第では、再選の道さえ遠のく事態さえ…
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2018/11/02 澤田克己韓国大法院が、戦争中に日本企業で働かされた韓国人の元徴用工らへの賠償を日本企業に命じる判決を下した。しかし、この問題はどうも大法院判決ですら一つの通過点でしかないようだ。。国際司法裁判所への提訴が残っているなどという次元ではなく、韓国内の…
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2018/11/02 海野素央トランプ大統領の中間選挙戦略を「重点州」「殺し文句と対立構図」「主要な争点」の3つの視点から分析し、そのうえで選挙結果が日米関係にどのような影響を与えるのかについて述べます。
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批判され始めた中国のパブリック・ディプロマシー(後編)
2018/11/02 桒原響子トランプ大統領のように「中国のPDはスパイ活動だ」と豪語し、中国の働きかけをFBIの捜査対象とするなどといった対抗策を取ることは、どの国にとっても容易いことではない。とりわけ、中国と経済関係の深い途上国は、自国の発展・成長のために中国から…
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2018/11/02 岡崎研究所バチカンは欧州で台湾と国交を持つ唯一の国だが、対中宥和的な現法王のもと、中国と暫定合意が結ばれた。これを受け台湾副総統は法王と面会をし、法王を台湾へ招待したが、バチカンから予定はないと発表があり台湾に冷水を浴びせた形となった。
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批判され始めた中国のパブリック・ディプロマシー(前編)
2018/11/01 桒原響子「シャープパワー」という言葉がちょっとした流行語になっている。権威主義国家が、強制や情報の歪曲等の強引な手段を用いて、未熟で脆弱な民主主義国家に自国の方針を飲ませようとしたり、世論を操作したりするものだ。この言葉が流行った背景には、米国等…
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2018/11/01 花田吉隆10月28日に行われたブラジル大統領選挙の決選投票で、極右ジャイール・ボルソナロ氏が当選を果たした。一時の熱狂に揺れたブラジル国民が、その騒ぎから醒め我に返った時、自らの国が思いもよらぬ者に支配されていることを知り愕然とすることはないのか。
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2018/11/01 岡崎研究所9月の日米首脳会談で貿易交渉が来年になり日本は安堵したかもしれないが、10月の米国通商代表の書簡には、貿易不均衡・自動車・農産物等、日本への厳しい姿勢が見られる。日本は英国やEUと貿易協定の交渉を進め、確固たる立場を築いておく必要がある。
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2018/10/31 岡崎研究所領土を持った初のイスラム過激組織であるISは、領土を攻撃されたことでほぼ制圧された。しかしイラクとシリアに少数の戦闘員が潜伏しており、復活の兆しがあるとの指摘がある。復活の可能性がある限り、米国はシリアに関与し続けるだろう。
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2018/10/30 岡崎研究所10月に開催された日本主導のアフリカ開発会議閣僚会合で、河野外相は日中が協力する可能性にも言及した。日本が人づくりや主体性を重視する傍ら、中国の援助は独裁、債務の罠が批判されており、協力することで健全な援助に誘導する意図が含まれている。
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2018/10/29 斎藤 彰トランプ大統領による中距離核戦力(INF)全廃条約破棄の表明は、けっして米露そして欧州だけの問題ではない。中国を含むアジア、そして日本の安全保障政策をも根本から揺るがしかねない要素をはらんでいる。
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中国全土の住所録まで整備するアリババ
2018/10/29 高口康太世界最大のEC市場規模を誇る中国で「物流」のスピード・品質が競争力の源泉となっている。アリババと京東という二大EC企業が対照的な戦略で、日本が解決できない「物流崩壊」を防ぎつつある。
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2018/10/29 岡崎研究所10月、香港駐在のフィナンシャル・タイムズ記者のビザ更新が香港政府に拒否された。記者が香港国民党の主宰者を招いて行った講演会への報復と言われている。今後、香港での人権侵害は増えると思われるが、国際社会での中国のイメージにとっては不利益とな…
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2018/10/27 佐々木伸反政府サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の殺害事件で、サウジは発表を二転三転させて杜撰(ずさん)さぶりを露呈、その信用を失墜させた。すべては疑惑の中心にあるムハンマド皇太子の関与を薄めるための苦し紛れの対応だろう。後ろ盾のトランプ大…
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2018/10/27 田村明子今年のニューヨークの夏から秋にかけて、雨がやたらと多かった。その影響なのだろうか。セントラルパークに舞茸が大発生しているという耳寄りのニュースを、友人が教えてくれた。
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「独立か、統一か」では語れない統一地方選
2018/10/26 早川友久11月24日に、4年に一度の「統一地方選挙」の投票が行われる台湾。2020年の総統選挙に向けた試金石としても注目されるが、2014年の「ひまわり学生運動」やその後の政権交代を経て、台湾の若者はいま、政治に何を期待しているのだろうか――。李…
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